スライド作成はAIにお任せ。「Lovart」新機能が資料作成業務を完全自動化へ

2025年12月20日、Resonate International INC.は、全世界で1,000万人のクリエイターに利用されているAIデザインエージェント「Lovart」に、プレゼンテーションスライドの生成・編集・書き出しを行う新機能を正式実装したと発表しました。

これまで「画像生成AI」としての印象が強かったLovartですが、今回のアップデートにより、企画書の構成から最終的なスライド資料の作成までを担う、強力なビジネスパートナーへと進化を遂げました。

素材を作るAIから、「仕事を終わらせる」AIへ

従来の画像生成AIやデザインツールは、あくまでスライドの中に貼る「素材」や「パーツ」を作るためのものでした。しかし、ビジネスパーソンが求めているのはパーツではなく、プレゼンテーション資料という「最終成果物」です。

「Workflow Completed」という新基準

Lovartが掲げるコンセプトは「Workflow Completed(仕事を完結させる)」です。単にきれいな絵を描くだけでなく、ビジネスの目的を達成するための資料全体を完成させることを目指しています。

リサーチから資料化まで一気通貫

ユーザーがテーマを投げかけるだけで、AIエージェントが以下のプロセスをワンストップで実行します。

  1. リサーチ: Web上の情報を収集し、内容を整理。

  2. 構成案作成: プレゼンのストーリーラインを構築。

  3. デザイン生成: 内容に合ったレイアウトとビジュアルを作成。

  4. ファイル書き出し: そのまま使えるPPTX形式などで出力。

この自動化により、資料作成にかかる工数を劇的に削減します。

「あと少し直したい」を叶えるスマートタッチ機能

AIによるスライド生成における最大の課題は、「8割の完成度までは一瞬だが、残りの2割の微修正ができない」という点でした。

生成AI特有の「微修正の壁」を突破

これまでのツールでは、レイアウトが少し崩れていたり、テキストの改行位置が不自然だったりしても、生成された画像を修正することは困難でした。作り直すと全体が変わってしまい、意図した修正ができないことが多々ありました。

直感的な操作でレイアウト補正

Lovartはこの課題に対し、「スマートタッチ機能」で応えます。

生成されたスライド上の要素を直感的に選択し、レイアウトの崩れを自動補正したり、テキストや画像を自由に差し替えたりすることができます。AIのスピードと、人間の手による細やかな仕上げを両立させる機能と言えるでしょう。

既存のビジネスフローに馴染む高い互換性

どれほど優れたデザインでも、専用ツールでしか開けないのではビジネス現場では使えません。実務での利用を想定した高い互換性も特徴です。

パワーポイント形式での書き出しに対応

Lovartは、ビジネス標準であるPPTX形式での書き出しに完全対応しています。AIが作った土台をPowerPointで開き、上司やチームメンバーと共有して編集する、といった従来のワークフローを崩すことなく導入可能です。

過去資産のPDFも再利用可能

また、既存のPDFファイルを取り込んで再編集可能な状態にする機能も備えています。過去の資料やホワイトペーパーを読み込ませ、AIでリメイクするといった活用も期待できます。

まとめ

Resonate Internationalによる今回のアップデートは、クリエイティブAIの活用領域が、デザイナーなどの専門職から、営業やマーケティングなどの一般的なビジネスパーソンへと広がったことを示しています。

「資料作成のために残業する」という光景は、LovartのようなAIエージェントの普及によって、過去のものとなっていくかもしれません。

出典: PR TIMES