20代エンジニアの半数がAIエージェントを活用中!レバレジーズ最新調査が示す実態

2026年2月5日、レバレジーズ株式会社は、ITエンジニアを中心とした「レバテックIT人材白書2026」を発表しました。

今回の調査で最も注目すべきは、若手エンジニアの間で「AIエージェント」が急速に浸透し、もはや「あって当たり前」の存在になりつつあるという実態です。
現場のエンジニアたちがどのようにAIと向き合い、どんな成果を感じているのか、最新データから読み解きます。

若手は「AIネイティブ」へ。20代の利用率は約5割

調査結果からは、AI活用が一時的なブームを超えて、エンジニアの実務に深く定着した様子が伺えます。

生成AI利用は全体の約7割へ

まず、業務において生成AIを利用したことがあるエンジニアは、全体で67.8%に達しました。これは前年比で約1.5倍の増加であり、エンジニアにとってAIはエディタやチャットツールと同じレベルの「必須ツール」としての地位を確立しつつあります。

20代の2人に1人が「エージェント」を活用

特に進んでいるのが、単なるチャットボットではなく、自律的にタスクをこなす「AIエージェント」の活用です。

生成AI利用者全体で見るとエージェント利用率は約3割ですが、20代に限ると48.9%(約5割)に達しています。若手エンジニアの2人に1人が、AIを高度なパートナーとして活用している実態が明らかになりました。

「楽をする」だけではない。創造的業務へのシフト

AIエージェントの導入は、現場にどのような変化をもたらしているのでしょうか。

7割超が「ポジティブな変化」を実感

調査によると、AIエージェント利用者の7割超が「ポジティブな効果があった」と回答しています。

単なる時短や効率化だけでなく、アウトプットの質の向上や、新しい技術スキルの習得など、多面的なメリットを感じているエンジニアが多いようです。

エンジニアの本質的な業務へ

具体的には、コーディングの雛形作成やデバッグ、ドキュメント作成といったタスクをAIに任せる動きが加速しています。

これにより、エンジニアはアーキテクチャの設計や、新しい機能のアイデア出しといった、人間にしかできない高度で創造的な業務に集中できるようになっています。AIとの理想的な「協働」が、現場レベルで実現し始めている証拠と言えるでしょう。

Geminiが急伸。ツール選びに変化も

利用されているツールのシェアにも、興味深い変化が起きています。

Geminiが前年比2倍のシェア獲得

依然としてOpenAIのChatGPTが75.3%でトップを走っていますが、GoogleのGeminiが40.7%と、前年から約2倍に急伸しました。

マルチモーダル性能への期待

Geminiはマルチモーダル性能(画像や映像の理解)の高さや、Googleエコシステムとの親和性が評価されています。エンジニアが用途に合わせて、ChatGPTとGeminiなど複数のAIエージェントを使い分ける傾向が強まっていることが推測されます。

まとめ

レバレジーズによる今回の調査結果は、企業の人材戦略にも重要な示唆を与えています。

若手の優秀なエンジニアにとって、「AIエージェントを自由に使える環境があるか」は、職場選びの重要な基準になりつつあります。企業はセキュリティを理由に一律禁止するのではなく、安全な環境を整備し、彼らの生産性と創造性を最大化する方向へ舵を切る必要があります。

出典: PR TIMES