セキュリティ懸念を払拭!国内サーバーで動く高セキュリティAIエージェント「ZEROCK」
株式会社TIMEWELLは2025年9月3日、同社が開発する高セキュリティAIエージェント「ZEROCK(ゼロック)」の新機能を、9月9日から開催される「AI活用EXPO2025」にて展示することを発表しました。
AWS国内サーバーの活用など、企業の厳格なセキュリティ要件に応える設計が特徴のこのAIエージェントは、AI導入における最大の障壁である情報漏洩リスクに対する、明確な答えを提示します。
TIMEWELLが示す、AIエージェント導入の「安全な」道筋
多くの企業がAIエージェントの導入による生産性向上に期待を寄せる一方、その導入に二の足を踏む最大の理由が「セキュリティ」に関する懸念です。TIMEWELLが開発する「ZEROCK」は、この課題に正面から向き合い、企業が安心して機密情報を含む業務を任せられる、堅牢なセキュリティ基盤を最大の特徴としています。
企業のセキュリティ要件を重視した設計
「ZEROCK」が「高セキュリティ」を謳う背景には、その徹底したアーキテクチャ設計があります。
- AWS国内サーバーの活用: AIの処理基盤として、物理的に国内に設置されているAWSのサーバーを利用。データを国外に持ち出すことなく、国内法に準拠した安全な運用が可能です。
- ISO27001準拠の環境: 情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格であるISO27001に準拠した環境でサービスを提供し、信頼性を担保します。
これらの設計により、企業は自社の厳格な情報管理ポリシーを維持しながら、AIエージェントのメリットを享受することができます。
パーソナライズと業務自動化:ZEROCKのインテリジェントな機能
「ZEROCK」は、堅牢なセキュリティ基盤の上で、日々の業務を効率化するインテリジェントな機能を多数搭載しています。AI活用EXPOでは、特にビジネスの現場ですぐに役立つ新機能が体験できる予定です。
AIが“心を掴む”お礼メールを自動作成
新機能の目玉の一つが「AIアポイント機能」です。これは、名刺交換をした相手に対し、パーソナライズされたお礼のメッセージをAIが自動で生成する機能です。AIは、相手の企業情報や最新のニュース、さらには個人の経歴(職歴など)といった公開情報を自動で収集・分析。それらの情報を踏まえた上で、単なる定型文ではない、相手の心に響く個別最適化されたメッセージを作成します。この機能は、営業活動における関係構築の第一歩を強力に支援します。
幅広い業務自動化を支援
「ZEROCK」は、その他にも多様な業務自動化機能を有しています。
- AIスライド・AIシート: 指示内容に応じたプレゼンテーション資料やExcelデータを自動で生成し、資料作成を効率化。
- AI秘書: 面倒な日程調整や会議室の予約などをAIが代行。
これらの機能が連携し、ビジネスパーソンの様々な業務を包括的にサポートします。
なぜ「高セキュリティ」がAIエージェント成功の鍵となるのか
「ZEROCK」のアーキテクチャは、今後のAIエージェント選定における重要な基準を示唆しています。機能の豊富さや賢さだけでなく、いかに安全に使えるかが、企業の導入判断を左右するからです。
金融機関や大手企業のニーズに応える
特に、金融機関や大手企業など、顧客の個人情報や経営に関する機密情報を日常的に取り扱う組織にとって、情報漏洩は事業の根幹を揺るがす最大のリスクです。クラウドサービスを利用する際に、データがどこで、どのように処理されるのかを厳密に管理したいというニーズは非常に高く、国内サーバーで動作し、国際的なセキュリティ認証に準拠した「ZEROCK」の設計は、こうした企業の懸念に真正面から応えるものです。
まとめ
TIMEWELLが開発する高セキュリティAIエージェント「ZEROCK」は、AI導入の最大の障壁であったセキュリティに正面から向き合った、エンタープライズ向けのソリューションです。国内サーバーの活用といった堅牢な基盤の上で、パーソナライズされたメッセージ作成や資料作成といった、具体的な業務自動化を実現します。
AIの力を活用したいが、セキュリティのリスクは絶対に許容できない。そう考える多くのBtoB企業にとって、「ZEROCK」は待望の選択肢となるでしょう。「AI活用EXPO2025」での展示は、その実力を直接確かめる絶好の機会となりそうです。
出典:PR TIMES
