ChatGPTのGPT-6 Proが更新|複数エージェントが作業を並行処理

画像:AIエージェントナビ編集部

ChatGPTに手順の多い作業を頼むと、途中で何が進んでいるのかが見えにくいことがあります。OpenAIは2026年10月16日、チャットタブで使える「GPT-6 Pro」を更新し、1つの作業を複数のエージェント(作業を受け持つAI)が手分けして同時に進められるようにしました。本記事では、GPT-6 Proとは何か、更新された3つの点、使えるプランを解説します。

GPT-6 Proとは

GPT-6 Proは、ChatGPTのチャット画面で選べる上位のモデルです。

GPT-6 Astraで動くチャット画面のモデル

OpenAIは2026年9月3日に新モデル「GPT-6 Astra」を発表しました。コンピュータ操作、ブラウジング、ソフトウェア開発などを得意とするモデルです。公式ヘルプは、チャット画面のGPT-6 Proを「GPT-6 Astraで動くモデル」(powered by GPT-6 Astra)と説明しています。

画面ごとに名前が違う

OpenAIの今回のX投稿では「GPT-6 Astra Pro」と書かれていますが、公式リリースノートと公式ヘルプでのチャット画面の名前は「GPT-6 Pro」です。ChatGPT WorkとCodexでは「GPT-6 Astra」の名前で提供されています。モデルの一覧で探すときは、使っている画面に合わせた名前で探してください。

GPT-6 Proで更新された3つの点

OpenAIの公式リリースノートによると、今回の更新は「応答の高速化」「プラグインとツールの使い方の改善」「複数エージェントによる並行作業」の3つです。

複数のエージェントが作業を分けて同時に進める

新しい機能では、1つのタスクの異なる部分を、複数のエージェントが並行して受け持ちます。各エージェントの進み具合は会話の中で追うことができます。終わった作業を開くと、それぞれのエージェントが何をしたかを確認できます。

応答の速さとツールの使い方も改善

あわせて、応答が速くなり、作業を進めるためのプラグインやツールの使い方も改善されました。どの程度速くなったかなど、改善の幅を示す数字は公表されていません。

使えるプランと今回の更新の対象

GPT-6 Proそのものが使えるプランと、今回の更新が届く範囲は分けて確認しておきましょう。

GPT-6 Proが使えるプラン

公式ヘルプによると、チャット画面のGPT-6 ProはPro $100、Pro $200、Business、Enterpriseの各プランで使えます。Enterpriseでは、ワークスペースのモデル利用の権限設定にもよります。Plusプランはチャット画面のGPT-6 Proの対象外で、GPT-6 AstraはChatGPT WorkとCodexで使えます。9月に一時停止していたPro 200の新規受付は再開されています。

今回の更新は対象のProユーザーから順次

公式リリースノートでは、今回の更新は対象のProユーザーへ順次提供中とされています。OpenAIのX投稿でも、チャットタブでProユーザーが使えると案内しています。会社が管理するワークスペースで使えるかどうかは、ワークスペースの設定と提供状況によるとされています。新設された月500ドルの「Pro 500」は、2026年10月17日時点でGPT-6 Proのヘルプの対象プラン一覧に載っていません。

まとめ

  • GPT-6 Proは、9月に発表されたGPT-6 Astraで動くチャット画面のモデルです(X投稿での表記は「GPT-6 Astra Pro」)。
  • 今回の更新で、1つのタスクを複数のエージェントが手分けして同時に進められるようになりました。進み具合は会話の中で追え、終わった作業を開くと何をしたかを確認できます。
  • 応答の高速化と、プラグイン・ツールの使い方の改善も行われました(改善幅の数字は非公表)。
  • GPT-6 ProはPro $100・Pro $200・Business・Enterpriseで使え、今回の更新は対象のProユーザーへ順次提供中です。

関連記事:OpenAIが新モデル「GPT-6 Astra」を発表|PC操作と業務自動化を強化

💡 編集部の見解

ChatGPTの「GPT-6 Pro」が、1つの作業を複数のエージェントで手分けして同時に進められるようになりました。対象はProプランで、順次提供中です。

  • 9月発表との接続:当メディアは9月に「GPT-6 Astra」の発表を報じました。今回はそのチャット画面版である「GPT-6 Pro」に、作業の手分けと進み具合の確認が加わった点が新しい変化です。
  • 名前は「GPT-6 Pro」:OpenAIのX投稿は「GPT-6 Astra Pro」と書いていますが、公式リリースノートの名前は「GPT-6 Pro」です。今回は新しいモデルの追加ではなく、GPT-6 Proの更新です。

出典:OpenAI(2026年10月)/OpenAI公式X(2026年10月)/OpenAI公式ヘルプ(GPT-6 and other models in ChatGPT)/OpenAI公式ヘルプ(About ChatGPT Pro tiers)

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