【コピペでOK】NotebookLMのプロンプト集|音声・スライド・動画まで網羅

NotebookLMは、資料をアップロードするだけで、その内容を理解したAIと対話できる強力なツールです。
しかし、「要約して」とだけ頼んで、そのポテンシャルを眠らせてはいませんか?

NotebookLMの真価は、あなたが入力する「プロンプト(指示文)」によって発揮されます。
AIに対して、どのような立場で、誰に向けて、どんな形式でアウトプットしてほしいのかを明確に伝えることで、単なるテキストだけでなく、音声、図解、プレゼン資料など、目的に合わせた多様な成果物を生み出すことができるのです。

本記事では、NotebookLMの機能を最大限に引き出すための、目的別プロンプト作成術と、そこから得られる出力結果のイメージを紹介します。

1. 音声解説 (ポッドキャスト)

NotebookLMには、資料の内容をAIホスト二人が対話形式で解説する人気機能「Audio Overview」があります。基本はワンクリックで生成できますが、プロンプトで指示を加えることで、対話のトーンや焦点をコントロールできます。

関連記事:【2026年最新】NotebookLMのポッドキャスト機能(音声概要)を徹底解説

プロンプトのコツ

ターゲットリスナー(初心者向け、専門家向けなど)や、議論の雰囲気(熱心に、懐疑的に、教育的に)、特に深掘りしてほしいトピックを指定します。

プロンプト例

「アップロードした3つの論文を基に、ポッドキャストを作成して。ターゲットは大学の学部生で、専門用語を分かりやすく噛み砕いて解説すること。特に、論文Aと論文Bの主張の食い違いについて、ホストの二人が少し議論を戦わせるような熱心なトーンで話を進めて。」

出力結果のイメージ

指定したトピックについて、AIホストが自然な会話を展開する音声ファイルが生成されます。専門用語には分かりやすい比喩が用いられ、二人のホストが異なる視点から意見を交わす、臨場感のある教育系ポッドキャストのような仕上がりになります。

2. マインドマップ

複雑な資料の構造や、概念間の関係性を視覚的に理解したい場合に有効です。NotebookLMはテキスト情報を構造化して抽出し、それを視覚的なマップとして提示します。

関連記事:【初心者向け】NotebookLMマインドマップ機能の使い方ガイド

プロンプトのコツ

中心となるテーマを指定し、情報をどのような切り口(階層、カテゴリ、プロセスなど)で整理したいかを明確に伝えます。

プロンプト例

「これらの市場調査レポートから、主要なトレンドとその影響要因を抽出し、マインドマップ形式で視覚化して。中心テーマを『2026年のEV市場』とし、第1階層を『技術』『規制』『消費者動向』『競合』の4つに分類して。それぞれの詳細をさらに下層に展開すること。」

出力結果のイメージ

指定した中心テーマから、主要なトピックが放射状に広がるマインドマップが生成されます。各ブランチには、資料から抽出された重要なキーワードや短い説明が配置され、複雑な情報が一目で俯瞰できる図となります。

3. スライド資料

会議やプレゼンテーションで使うスライドの「構成案」を素早く作成したい時に役立ちます。

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プロンプトのコツ

プレゼンの目的、対象者、全体のスライド枚数、そして各スライドに含めるべき要素(タイトル、キーメッセージ、図表のアイデア)を具体的に指定します。

プロンプト例

「この新製品の仕様書を基に、社内の営業部門向けの製品説明会用スライドの構成案を作成して。スライドは全8枚。各スライドには『タイトル』、『箇条書きで3つのキーメッセージ』、『ここに入れるべき図やグラフの提案』を含めること。競合優位性を強調する流れにして。」

出力結果のイメージ

スライド1枚ごとの構成が整理されたテキストのアウトラインが出力されます。

  • スライド3:競合製品との比較

    • キーメッセージ:

      • 処理速度は競合A社比で1.5倍。

      • バッテリー持続時間は業界最長。

      • 価格帯は同等だが、サポート体制で優位。

    • 図表の提案: 主要3製品のスペック比較表

これをPowerPointやGoogleスライドにコピペするだけで、プレゼン資料の骨子が完成します。

4. 動画解説

資料の内容を基に、解説動画の台本(スクリプト)や絵コンテを作成させます。2026年の機能では、簡単なナレーション付きスライドショー動画の生成まで可能な場合もあります。

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プロンプトのコツ

動画の尺(長さ)、ターゲット視聴者、動画の目的(認知拡大、教育、販売促進など)、トーン&マナー、視覚的な演出の指示を含めます。

プロンプト例

「このサービスマニュアルを基に、新規ユーザー向けの『3分で分かる導入ガイド動画』の台本を作成して。トーンは明るく親しみやすく。冒頭でユーザーの「あるあるな悩み」を提示し、中盤で解決策としての操作手順をステップバイステップで解説、最後に導入メリットを強調する構成で。ナレーションのセリフと、画面に表示するテロップやイラストの指示を分けて記述して。」

出力結果のイメージ

ナレーションのセリフと、それに対応する画面の指示(ト書き)がセットになった動画台本が出力されます。

時間 画面指示(ビジュアル) ナレーション(音声)
0:00-0:15 困った顔のイラストと「請求書処理、まだ手作業ですか?」のテロップ 「毎月末の請求書処理、面倒ですよね。まだ手入力で時間を浪費していませんか?」
0:15-0:45 サービスのロゴアニメーションから、スキャン画面へ遷移 「そんなあなたにおすすめなのが、AI請求書スキャン『AutoFlow』です。使い方は驚くほど簡単。」

5. レポート

最も基本的かつ強力な機能です。単なる要約ではなく、分析、比較、提案など、高度な知的作業を代行させます。

プロンプトのコツ

レポートの種類(調査報告、比較分析、企画提案など)、具体的な構成(章立て)、出力フォーマット(Markdown、箇条書き、表形式など)、文字数などを詳細に指定します。

プロンプト例

「アップロードしたA案とB案のプロジェクト計画書を比較し、それぞれのメリット・デメリット、実現可能性、リスクを分析した評価レポートを作成して。構成は『1. エグゼクティブサマリー』『2. 両案の比較表』『3. 詳細分析』『4. 結論と推奨事項』とし、見出しと箇条書きを適切に使ってMarkdown形式で出力して。文字数は約3000字を目指して。」

出力結果のイメージ

指定された章立てとフォーマットに従って構造化された、詳細な分析レポートが生成されます。比較表がきれいに整理され、各案のリスク分析に基づいた具体的な推奨事項が提示されるなど、そのまま上司やチームに共有できるレベルのアウトプットが期待できます。

まとめ:プロンプトはAIへの「発注書」

NotebookLMは非常に優秀なアシスタントですが、指示が曖昧だと当たり障りのない回答しか返ってきません。プロンプトは、アシスタントへの具体的な「業務発注書」だと考えてください。

「何を」「誰のために」「どのような形式で」作って欲しいのか。これらを明確に言語化することで、NotebookLMはあなたの期待を超えるアウトプットで応えてくれるはずです。ぜひ、様々なプロンプトを試して、あなただけの活用法を見つけてください。

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