Notta Brainが正式リリース。音声データが「組織の脳」に変わるAIエージェントの衝撃

2026年1月30日、AI議事録サービスのリーディングカンパニーであるNotta株式会社は、音声データを核とした自律型AIエージェント「Notta Brain」の正式版をリリースしました。
シリーズBで23億円もの資金調達を実施し、開発体制を強化してきた同社。これまで「文字起こしツール」として認知されていたNottaが、企業の意思決定とアウトプットを自動化する「組織の第二の脳」へと劇的な進化を遂げました。
「録音」から「知的生産」へ。音声データが資産になる
これまでのAI議事録ツールの役割は、会議の内容をテキスト化し、要約すること(守りの活用)がゴールでした。しかし、Notta Brainはそのテキストデータを「知識」として蓄積し、具体的な成果物を生み出す(攻めの活用)フェーズへと移行させます。
過去の会議と資料を「横断」して思考する
最大の特徴は、過去に実施された膨大な会議録(一次情報)と、社内のPDF資料やWeb情報(二次情報)を統合して解析できる点です。
例えば、「先月のA社との商談で出た懸念事項と、最新の製品資料を踏まえて、次回の提案スライドの構成案を作って」と指示したとします。
従来のAIなら「どのファイルですか?」と聞き返すところですが、Notta Brainは自律的に関連する過去の会議ログを参照し、製品スペックを確認した上で、最適なドラフトを作成します。属人化していた「耳からの情報」が、組織全員が使える共有資産へと変わる瞬間です。
一次情報と二次情報の統合解析
Notta Brainは、会議での「発言」だけでなく、その場で投影された「資料」や関連する「Webサイト」の情報も同時に理解します。
裏付けのあるアウトプット
発言内容の裏付け調査を自動で行ったり、専門用語の定義を補足したりすることが可能です。解析結果はテキストだけでなく、そのままプレゼンに使えるパワーポイント形式や、参照元をまとめたURLリンク集としても出力できるため、資料作成の手間を大幅に削減します。
| 機能 | 従来のAI議事録 | Notta Brain (AIエージェント) |
| 主な役割 | 音声のテキスト化、単一会議の要約 | 複数ソースの統合解析、自律的タスク遂行 |
| 参照データ | 当該会議の音声のみ | 過去の全会議録、PDF、PPT、Web情報 |
| アウトプット | テキスト、議事録形式 | PPT資料、回答案、URLリンク集、構造化データ |
| 活用シーン | 会議後の振り返り | 戦略策定、資料作成代行、ナレッジ検索 |
組織の「情報の断絶」をAIがつなぐ
組織が大きくなると、「隣の部署でも同じような議論をしていた」「過去の決定事項と矛盾する話が進んでいる」といったコミュニケーションロスが発生しがちです。
Notta Brainは、組織内の異なる部署で交わされた会話をリンクさせます。「この課題については、先週開発チームでも議論されていました」といった示唆をAIが与えることで、サイロ化を防ぎ、組織全体の意思決定の整合性を保ちます。これはまさに、AIによるナレッジマネジメントの新しい形です。
いつでもどこでも「同じ脳」にアクセス
Webブラウザ、モバイルアプリ、Apple Watch、そして専用デバイス「Notta Memo」。あらゆるデバイスがシームレスに連携し、対面会議、オンライン会議、移動中の独り言メモなど、あらゆる音声入力を逃しません。
どのデバイスから話しかけても、AIエージェントは「同一の脳」として振る舞い、必要な情報を即座に引き出してくれます。
まとめ
Notta株式会社による「Notta Brain」のリリースは、議事録作成という業務を「記録作業」から「価値創造プロセス」へと再定義するものです。
会議室で生まれる言葉の数々を、ただ流してしまうのか、それともAI議事録技術を使って企業の競争力に変えるのか。音声AIエージェントの導入は、その分水嶺となるでしょう。
出典: PR TIMES




