MetaのAI「Muse」に新機能「Spaces」登場、専用ミニアプリを自動構築

画像の出典:Meta

AIエージェントに頼みごとをしても、結果がチャットの流れに埋もれて後から見返しにくいと感じる人は多いはずです。Metaは2026年11月6日、パーソナルAIエージェント「Muse」に、説明するだけで自分専用の画面(ミニアプリ)を作れる新機能「Spaces」を追加しました。

本記事では、Spacesでできること、作った画面の置き方、日本で使うときの注意点を解説します。

説明するだけで専用の画面を作る「Spaces」とは

Spacesは、作りたいものをMuseに説明すると、Museがその目的専用の画面を組み立てる機能です。公式発表では、ホリデーシーズンの贈り物の管理表、毎日遊べる言葉のゲーム、DIYの計画ボードといった例が挙げられています。作った画面はMuseの一部になり、いつでも開き直せます。

作ったあとも会話で直せる

最初の説明は出発点にすぎず、使いながら足りない項目を足す、見た目を変える、動き方を変えるといった手直しもMuseに頼めます。Metaのマーク・ザッカーバーグCEOも11月6日にXで、Spacesでバーベキューのゲーム、イベントの管理表、家電を操作するダッシュボードを作ったと紹介しています。公式発表も、メモアプリに眠っているアイデアや整理しかけの表計算をSpacesにできるとしています。

仕事に近い使い方の例もある

公式発表の例には、仕事に近いものも含まれています。小規模事業者向けの「新しい注文・顧客からのメッセージ・今日発送するものをまとめた注文管理」、フリーランス向けの「案件・締め切り・請求書をまとめた顧客管理」、学校からのメールから子どもに関係する行事を探してカレンダーに入れる画面などです。好きなアーティストの新曲や公演、旅行の航空券・ホテル・日ごとの予定をまとめる画面も例に挙がっています。

つないだアプリの情報で更新され、置き場所も選べる

Spacesは作って終わりの画面ではありません。普段使っているアプリをつなぐと、コンサートの新しい日程や価格の変化、貯金の進み具合などが、頼まなくても裏側で反映されます。画面の上でチェックを付けたりメモを足したりもでき、次に開いたときもそのまま残っています。

作った画面は、Museのサイドバーやメインのタブに置けます。いま要らないものは隠せるほか、表示する時間帯も決められます。公式発表では、平日は週の計画表を前に置き、土曜は週末の予定に入れ替えるという使い方が紹介されています。

提供範囲と今後の予定

Metaは「Spacesは本日から、Museが使えるすべての地域で利用できる」としています。Museは2026年10月23日に日本でも提供が始まっているため、日本も対象地域に入ります。ただし、日本語の画面で同じように表示されるかは、この記事の時点で確認できていません。

作った画面をほかの人と共有する機能は、まだ「検討している」段階です。あわせてMetaは、自社のモデル「Muse Wonder」で得た知見をもとに調整したモデルを、Museに順次導入するとしています。

まとめ

  • Spacesは、作りたいものを説明するとMuseが専用の画面を組み立てる新機能(2026年11月6日発表)
  • 使いながら会話で手直しでき、つないだアプリの情報で自動的に更新される
  • 画面はサイドバーやタブに置け、表示する時間帯も決められる
  • Museが使える全地域で提供され日本も対象。ほかの人との共有はまだ検討段階

チャットの答えを毎回探し直していた用事を、開けばすぐ見られる画面にまとめられるのが今回の変化です。Museを使っている人は、繰り返し確認している用事を1つSpacesにしてみると、使い勝手を確かめられます。

💡 編集部の見解

Spacesは、Museに頼んだ用事を開けば見られる専用の画面にまとめる機能です。日本も使える地域に入りますが、画面を自動で更新する元になる国内アプリとの連携は、まだ限られています。

  • 日本でつなげるアプリ:当メディアが10月23日の日本提供開始時に確認した範囲では、日本の利用者向けの連携はGmail・Googleカレンダー・Instagramなどです。メルカリ・マネーフォワード ME・チケットぴあは「連携予定」で、開始日は示されていません。
  • 共有はまだできない:作った画面は自分専用で、ほかの人と共有する方法はMetaが「検討している」段階です。チームで同じ画面を見る使い方は、現時点ではできません。

関連記事:Meta「Muse」が日本で提供開始、メルカリなど3社と連携予定

出典:Meta

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