【2026年最新】翻訳API料金比較一覧|DeepL・Google・Azure・Amazon・OpenAI




翻訳API料金比較一覧

はじめに

翻訳APIとは?

翻訳APIとは、テキストを別の言語に自動変換する機能をプログラムから呼び出せる仕組みです。Webサービスの多言語対応・大量ドキュメントの一括翻訳・AIエージェントによる自動翻訳ワークフローに使われます。

AIエージェントと組み合わせると、「海外顧客のメールを日本語に翻訳して転送」「商品説明を10言語に一括翻訳してECサイトに登録」といった処理を自動化できます。

料金体系の違い

  • 専用翻訳API(DeepL・Google・Azure・Amazon):翻訳に特化したニューラル機械翻訳(NMT)モデルを使い、文字数単位で課金。大量翻訳に向き、品質と速度のバランスが良い。
  • LLMベース翻訳(OpenAI GPT等):汎用LLMに翻訳を依頼する方法で、トークン単位で課金。文脈・ニュアンス・専門用語の訳質は高いが、文字数課金より割高になりやすい。
  • 音声のリアルタイム翻訳:分課金で体系が異なるため別ページにまとめています(表の下の注記を参照)。

この表の見方

  • 標準翻訳料金:標準モデルの100万文字あたり料金(USD・DeepLのみ円建て税込)。OpenAIはトークン課金のため文字換算の目安を併記
  • 無料枠:「✓ あり(条件)」「なし」「トライアルのみ(1回限り)」の3区分
  • カスタム翻訳:用語集や独自データで訳し方を統一できるか・その料金

翻訳API料金比較表(2026年9月時点)

※料金は2026年9月時点の参考値です。

サービス モデル/ティア 標準翻訳料金 無料枠 カスタム翻訳 主な特徴
DeepL Developer 無料 トライアルのみ(100万文字・1回) ○ 用語集1件(1,000語) PoC・開発テスト向け
Growth ¥2,750/100万文字(超過分)
月額¥3,025〜(年払い・税込・年1,200万文字込み)
なし
年1,200万文字はプラン込み
○ 用語集2,000件 欧州語で最高品質。日本語も高評価
Enterprise API 要問い合わせ なし ○ カスタム 月間上限なし・大規模法人向け
Google NMT $20.00/100万文字 ✓ あり(月50万文字・Basic v2/Advanced v3共通) ○ $80.00/100万文字 対応言語数100以上で最多
LLM $10.00/100万文字(入出力各) なし ○ $10.00/100万文字(入出力各) 自然な文体・文脈翻訳(Advanced v3のみ)
Microsoft Azure Standard $10.00/100万文字 ✓ あり(月200万文字・F0)
標準翻訳とカスタム翻訳トレーニングの合算
○ $40.00/100万文字 専用翻訳APIで最安クラス
Amazon Translate $15.00/100万文字 ✓ あり(月200万文字×12か月・新規アカウント) ○ $60.00/100万文字 AWSサービスとの統合が容易
OpenAI gpt-5.6-terra $2.00/100万トークン(入力)+$12.00(出力)
文字換算$14.00〜21.00/100万文字相当
なし なし
用語はプロンプトで指定
文脈・ニュアンス翻訳で高品質。GPT-5.6ファミリーの中位モデル
gpt-5.6-luna $0.20/100万トークン(入力)+$1.20(出力)
文字換算$1.40〜2.10/100万文字相当
なし なし
用語はプロンプトで指定
軽量・高速・LLM翻訳のコスト最適化

※ 音声のリアルタイム翻訳(Gemini 3.5 Live Translate・GPT-Realtime-Translate)はリアルタイム音声会話ページに掲載。
※ DeepL Growthは¥3,025/月(年払い・税込・1,200万文字込み)、超過¥2,750/100万文字。Google LLMは入出力各$10.00。
※ OpenAIの文字換算は入力+出力単価×日本語1文字1〜1.5トークンの目安(terra $14.00〜21.00・luna $1.40〜2.10)。

関連記事:【2026年最新】リアルタイム音声会話API料金比較|OpenAI gpt-realtime・Gemini Live・Deepgram

出典:DeepL 公式料金ページ
出典:Google Cloud Translation 公式料金ページ
出典:Microsoft Azure Translator 公式料金ページ
出典:AWS Translate 公式料金ページ
出典:OpenAI 公式料金ページ

料金・要確認サービス

DeepL Enterprise APIは月間の利用上限なし・APIキー数を自由に設定・2年間の監査ログなど大規模法人向けのプランで、料金は個別設定(セールスへ問い合わせ)です。

用途別おすすめ

コスト最優先・大量テキスト翻訳なら → Azure Translator Standard

専用翻訳APIの中で最安クラスの$10.00/100万文字で、F0プランなら月200万文字まで無料です。ECの商品説明10万件(平均100文字=1,000万文字)を1言語に翻訳しても$100.00です。

Azure OpenAI・Logic Apps・Power Automateと同じ環境で使えるため、既存のAzure利用企業は運用も一本化できます。カスタム翻訳は$40.00/100万文字で表の4社では最安、ドキュメント翻訳(フォーマット保持)は$15.00/100万文字です。

こんな用途に向いている:社内文書の一括翻訳・EC商品説明の多言語化・Azure環境での翻訳自動化

品質重視・欧州語ビジネス文書なら → DeepL API Growth

欧州言語(英・独・仏・西・伊・蘭等)の翻訳品質は業界最高水準とされ、ビジネス文書・技術文書・マーケティング資料に強みがあります。

料金は月額¥3,025(年払い・税込)に年間1,200万文字が込みで、超過分が¥2,750/100万文字。月100万文字程度までなら定額で運用できます。用語集(2,000件・言語ペアごとの用語数は無制限)で、専門用語や商品名の訳し方を統一できます。

こんな用途に向いている:欧州向けマーケティング資料・ビジネスメール・製品マニュアル・契約書(参考訳)・日英の高品質翻訳

100言語以上の多言語対応なら → Google Cloud Translation NMT

対応言語数100言語以上と最多で、アジア系・アフリカ系の言語もカバーします。料金は$20.00/100万文字で、月50万文字の無料枠(Basic v2・Advanced v3共通)があります。

Advanced v3では翻訳モデルをNMT($20.00)とLLM($10.00/100万文字・入出力各)から選べるため、用途に応じてコストと品質を調整できます。言語自動検出・バッチ翻訳・ドキュメント翻訳(DOCX/PPT/PDF)も標準機能です。

こんな用途に向いている:グローバル展開サービスのUI多言語化・マイナー言語を含むコンテンツ管理

文脈・ニュアンスを重視した高品質翻訳なら → OpenAI gpt-5.6-terra

専用翻訳APIではありませんが、文脈理解・ニュアンス保持・専門用語の翻訳品質が最も高いとされています。料金は入力$2.00+出力$12.00/100万トークンで、日本語1文字=1〜1.5トークンとして文字換算$14.00〜21.00/100万文字相当が目安です。

コストは専用翻訳APIの数倍になりますが、法律文書・マーケティングコピー・医療文書など訳質に厳しい要件がある場合に向きます。GPT-5.6系にファインチューニング(追加学習)は無いため、用語や文体はプロンプトで指示する運用になります。

こんな用途に向いている:法律・医療・金融の専門文書・ブランドトーンを保ったコピー翻訳・文体にこだわるコンテンツ翻訳

大量翻訳をLLMで低コストに処理するなら → OpenAI gpt-5.6-luna

gpt-5.6系の軽量モデルで、入力$0.20+出力$1.20/100万トークン。文字換算$1.40〜2.10/100万文字相当と、専用翻訳APIより安くLLM翻訳を使えます。gpt-5.6-terraより品質は落ちますが、一般的なWeb・ビジネス文書の翻訳には十分なことが多いです。

こんな用途に向いている:大量のSNS投稿・レビュー・メールの翻訳・専用翻訳APIからLLM翻訳への切り替えを試したい場合

無料から始めるなら → DeepL Developer + Azure F0プラン

  • DeepL API Developer:100万文字のクレジットを1回限り無料で利用可能。APIキー取得後すぐに使えるため、PoC・開発テストに向いています。
  • Azure Translator F0プラン:月200万文字まで無料(継続利用可・カスタム翻訳トレーニングとの合算)。DeepLの無料枠を使い切った後の継続試験向け。
  • Amazon Translate:新規AWSアカウントなら月200万文字×12か月間無料。

よくある質問

DeepLとGoogle翻訳APIはどちらが日本語翻訳に向いていますか?

日本語翻訳の品質はDeepLが高評価を受けることが多く、ビジネス文書・技術文書の自然な日本語出力に強みがあります。Google Cloud Translationは対応言語数が多く、多言語対応が必要な場合に有力です。

翻訳APIの料金は文字数とトークン数のどちらで課金されますか?

DeepL・Google・Azure・Amazonは文字数(文字単位)で課金されます。OpenAIのGPTモデルはトークン数で課金されます。日本語テキストは1文字が約1〜1.5トークンに相当するため、日本語翻訳でのOpenAIのコストは実質的に割高になる場合があります。

カスタム翻訳とは何ですか?

独自の対訳データや用語集で、業界専門用語や社内用語の訳し方を統一する機能です。DeepL(Growthは用語集2,000件・Developerは1件)・Google・Azure・Amazonのいずれも対応しています。医療・法律・金融・IT分野での翻訳品質向上に効果的です。

AIエージェントで翻訳を自動化するにはどのAPIが最適ですか?

大量テキストのバッチ翻訳コストを抑えたい場合はAzure Translator($10.00/100万文字)、AWSとの連携が必要な場合はAmazon Translate、欧州語の品質を重視する場合はDeepLが向いています。文脈重視の高品質翻訳はOpenAI gpt-5.6-terra、コストと品質のバランスならgpt-5.6-lunaが選択肢です。

まとめ

  • コスト最安クラス:Azure Translator Standard($10.00/100万文字)・F0の無料枠は月200万文字(カスタム翻訳トレーニングとの合算)
  • 品質重視・欧州語対応:DeepL API Growth(月額¥3,025〜・税込に年1,200万文字込み・超過¥2,750/100万文字)
  • 100言語以上の多言語対応:Google Cloud Translation NMT($20.00/100万文字・月50万文字無料)
  • 文脈・ニュアンス重視の高品質翻訳:OpenAI gpt-5.6-terra(文字換算$14.00〜21.00/100万文字)
  • LLM翻訳のコスト最適化:OpenAI gpt-5.6-luna(文字換算$1.40〜2.10/100万文字)
  • AWS連携・大量バッチ翻訳:Amazon Translate($15.00/100万文字・新規12か月は月200万文字無料)
  • 無料で始める:DeepL Developer(100万文字・1回限り)またはAzure F0(月200万文字継続無料)
  • 音声のリアルタイム翻訳:分課金のため本ページでは扱わず、リアルタイム音声会話API料金比較ページに掲載
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