【2026年最新】生成AIモデル API料金比較|Gemini・Claude・GPT・Grokを徹底比較

はじめに
APIとは?
API(Application Programming Interface)とは、異なるシステム同士をつなぐ「接続口」です。PythonスクリプトからGeminiに文章を生成させたり、WordPressに記事を自動投稿したりするのは、すべてAPIを通じて行います。AIエージェントを構築する際は、必ず何らかのAPIを使います。
トークンとは?
AIのAPIでは文章の量を「トークン」という単位で計測します。日本語の場合、おおよそ1文字=1〜2トークンが目安です。料金は「1Mトークン(100万トークン)あたりいくら」という形で表示されます。
inputとoutputの違いは?
AIに送る文章(質問・指示)がinput(入力)、AIが返す文章(回答・生成結果)がoutput(出力)です。outputの方が料金が高い傾向があります。
この表の見方
- 入力料金:AIに送るテキスト1Mトークンあたりの料金(USD)
- 出力料金:AIが返すテキスト1Mトークンあたりの料金(USD)
- コンテキストウィンドウ:1回の会話でAIが記憶できる最大量(Kは1,000・Mは100万トークン)
- 無料枠:毎月一定量まで無料で使える枠があるかどうか
生成AIモデル別 API料金比較表(2026年7月時点)
※料金はUSD。2026年7月時点の情報です。為替レートにより円換算は変動します。
| モデル名 | 提供元 | 入力料金 /1Mトークン |
出力料金 /1Mトークン |
コンテキスト ウィンドウ |
無料枠 |
|---|---|---|---|---|---|
| Gemini 3.6 Flash ★最新 | $1.50 (キャッシュ: $0.15) |
$7.50 | 1M | ✓ あり | |
| Gemini 3.5 Flash | $1.50 (キャッシュ: $0.15) |
$9.00 | 1M | ✓ あり | |
| Gemini 3.5 Flash-Lite | $0.30 | $2.50 | 1M | ✓ あり | |
| Gemini 3.1 Pro Preview | $2.00〜$4.00 | $12.00〜$18.00 | 1M | なし | |
| Gemini 3.1 Flash-Lite | $0.25 (音声入力: $0.50) |
$1.50 | 1M | ✓ あり | |
| Gemini 3 Flash Preview | $0.50 | $3.00 | 1M | ✓ あり | |
| GPT-5.6 Sol ★最新 | OpenAI | $5.00 | $30.00 | 1.05M | なし |
| GPT-5.6 Terra | $2.50 | $15.00 | 1.05M | なし | |
| GPT-5.6 Luna | $1.00 | $6.00 | 1.05M | なし | |
| GPT-5.5 | $5.00 | $30.00 | 1M | なし | |
| GPT-5.5 Pro | $30.00 | $180.00 | 1M | なし | |
| GPT-5.4 mini | $0.75 | $4.50 | 270K | なし | |
| GPT-5.4 nano | $0.20 | $1.25 | 270K | なし | |
| Grok 4.5 ★最新 | xAI | $2.00〜$4.00 | $6.00〜$12.00 | 500K | なし |
| Grok 4.3 | $1.25〜$2.50 | $2.50〜$5.00 | 1M | なし | |
| Grok Build 0.1 | $1.00〜$2.00 | $2.00〜$4.00 | 256K | なし | |
| Claude Opus 5 ★最新 | Anthropic | $5.00 | $25.00 | 1M | なし |
| Claude Fable 5 | $10.00 | $50.00 | 1M | なし | |
| Claude Mythos 5 ★限定提供 | $10.00 | $50.00 | 1M | なし | |
| Claude Sonnet 5 | $3.00 (導入価格〜8/31: $2.00) |
$15.00 (導入価格〜8/31: $10.00) |
1M | なし | |
| Claude Haiku 4.5 | $1.00 | $5.00 | 200K | なし | |
| DeepSeek V4 Pro ★最新 | DeepSeek | $0.435 | $0.87 | 1M | ✓ あり |
| DeepSeek V4 Flash | $0.14 | $0.28 | 1M | ✓ あり |
※ OpenAIはGPT-5.6ファミリー(Sol/Terra/Luna)を追加。旧GPT-5.5・5.4 mini/nanoも引き続き提供中。
※ Claude Mythos 5はGlasswing経由の限定提供(一般APIでは利用不可)。
※ Claude Sonnet 5は導入価格(〜2026/8/31)。9/1以降は$3.00/$15.00に移行。
出典:Google Gemini API 公式料金ページ
出典:OpenAI 公式料金ページ
出典:xAI 公式料金ページ
出典:Anthropic 公式料金ページ
出典:DeepSeek 公式料金ページ
用途別おすすめ
コスト重視・大量処理向き
Gemini 3.1 Flash-Lite($0.25/$1.50)が現時点で最安クラスかつ無料枠あり。まず試すのに最適です。DeepSeek V4 Flash($0.14/$0.28)も新規500万トークン無料枠があり、OpenAI互換APIのため既存コードをほぼそのまま移行できます。OpenAIから選ぶ場合はGPT-5.4 nano($0.20/$1.25)が最安クラスです。
AIエージェント・コーディング向き
Gemini 3.5 Flash($1.50/$9.00)は2026年5月19日にGAとなったGoogleの最新モデルで、AIエージェント・コーディング用途に最適化されています。無料枠も提供されており、まず試してから本番利用に移行できます。キャッシュ入力($0.15/1M)を活用すれば長い会話でもコストを抑えられます。
精度重視・高品質な文章生成向き
Claude Sonnet 5($2.00/$10.00・導入価格)は長文・複雑な指示への対応力が高く、コーディングや緻密な文章生成に強みがあります。最高品質を求める場合はClaude Fable 5($10.00/$50.00)がAnthropicの最新フラグシップです。OpenAIではGPT-5.6 Sol($5.00/$30.00)が新フラグシップ、GPT-5.6 Terra($2.50/$15.00)が中価格帯の選択肢です。高性能かつコスパを両立したい場合はDeepSeek V4 Pro($0.435/$0.87)も有力な選択肢です。
リアルタイム情報が必要な場合
Grok 4.5($2.00/$6.00)はxAIの最新フラグシップで、コーディング・エージェントタスク向けに高いトークン効率を実現しています。Xのリアルタイムデータへのアクセスも可能で、トレンド調査・最新ニュース収集など時事性が求められる用途に強みがあります。予算を抑えたい場合はGrok 4.3($1.25/$2.50・1Mコンテキスト)も選択肢です。
無料で試したい場合
GeminiシリーズはGoogle AI Studioから無料枠内で利用可能(Gemini 3.5 Flash・Flash-Lite系)。APIの動作確認をしたい方はGeminiから始めるのがおすすめです。DeepSeek V4 Flashも新規アカウントに500万トークンの無料枠があります。OpenAIやAnthropicはクレジットカード登録が必要なため、無料試用目的ならGeminiまたはDeepSeekが始めやすいです。
ユースケース例
ブログ・メディア運営者の場合
- 記事の自動生成・要約:Gemini 3.1 Flash-Lite(安価・大量処理)/ DeepSeek V4 Flash(OpenAI互換・超低コスト)
- 高品質な記事執筆:Claude Sonnet 5(精度重視)
- トレンドKW調査:Grok 4.3(Xリアルタイム情報)
- 画像生成:Nano Banana 2 / Imagen 4(Google製・記事図解に最適)
業務自動化を検討している経営者の場合
- まず試す:Gemini 3.6 Flash / Gemini 3.1 Flash-Lite(無料枠・最安)/ DeepSeek V4 Flash(OpenAI互換・無料枠あり)
- 本番運用:用途に応じてGemini 3.6 Flash / Gemini 3.5 Flash-Lite / Claude Haiku 4.5 を使い分け
- 複雑な判断が必要な処理:Claude Sonnet 5 / Opus 5
エンジニアがシステム開発する場合
- プロトタイプ:Gemini 3.6 Flash / Gemini 3.1 Flash-Lite(無料枠で動作確認)
- コード生成・レビュー:Claude Sonnet 5 / Opus 5 / DeepSeek V4 Pro(コーディング特化・低コスト)
- 大量バッチ処理:DeepSeek V4 Flash / Gemini 3.1 Flash-Lite / GPT-5.4 nano(安価・高速)
無料枠・始め方まとめ
Google Gemini
Google AI Studio(aistudio.google.com)でGoogleアカウントがあれば即日利用可能。Gemini 3.5 Flash・Flash-Lite系は無料枠内で使えます。APIキーもここで発行できます。
Anthropic Claude
console.anthropic.comでAPIキーを発行。無料枠はなく、クレジットカード登録が必要です。最新フラグシップはClaude Fable 5($10.00/$50.00)、コスパ重視ならClaude Opus 5($5.00/$25.00)やClaude Sonnet 5($2.00/$10.00・導入価格)がおすすめです。
OpenAI GPT
platform.openai.comでアカウント作成・APIキー発行。クレジットカード登録が必要です。2026年7月時点の新フラグシップはGPT-5.6 Sol($5.00/$30.00)です(旧世代のGPT-5.5も引き続き提供中)。
xAI Grok
console.x.aiでアカウント作成。Xアカウントがあると登録がスムーズです。最新フラグシップのGrok 4.5($2.00/$6.00・コーディング/エージェント特化)、汎用モデルのGrok 4.3($1.25/$2.50)、コーディング特化のGrok Build 0.1($1.00/$2.00)の3モデルを提供しています。
DeepSeek
platform.deepseek.comでアカウント作成・APIキー発行。新規アカウントに500万トークンの無料枠あり。OpenAI互換APIのため、既存のOpenAI SDKのベースURLとAPIキーを変更するだけで利用できます。最低$2からチャージ可能。
※agent tools(ツール呼び出し)料金:最大50%値下げ済み。1,000ツール呼び出しあたり$5上限(2026年3月更新)。
よくある質問
どのAPIを選べばいいかわからない
まずGemini 3.1 Flash-Liteの無料枠から始めてください。動作確認・プロトタイプ作成に十分な性能があります。本番運用の規模・予算が見えてきた段階で比較検討するのがおすすめです。
課金が青天井になるのが怖い
各社コンソールから月の利用上限額を設定できます。まず月$5〜$10程度に上限を設定した上で利用を開始するのが安全です。
日本語と英語で料金は変わるか
料金はトークン数で決まります。日本語は英語に比べてトークン数が多くなりやすいため、日本語での利用は若干コストが高くなります。
APIキーが漏れたらどうなるか
第三者に不正利用される可能性があります。APIキーは必ず.envファイルなどに保管し、GitHubなど公開リポジトリには絶対にアップロードしないでください。漏れた場合は即座に該当キーを無効化してください。




