【2026年最新】Deep Research・エージェントツールAPI料金比較|OpenAI・Google・xAI・Anthropic




Deep Research・エージェントツール API料金比較|OpenAI・Google・xAI・Anthropic・Meta

はじめに

ツール呼び出し課金とは?

ツール呼び出し課金とは、AIモデルが回答を作る途中でWeb検索・ファイル検索・コード実行などのサーバー側ツールを使ったときに、トークン料金とは別に「呼び出した回数」で上乗せされる料金です。1,000回あたり$2.50〜$14.00が相場で、検索して取得した内容はさらに入力トークンとして課金されます。

AIエージェントや自律調査(Deep Research)では、1つの質問に対してモデルが何十回もツールを呼びます。そのため実際の請求額はトークン単価だけでは読めず、ツールの単価と呼び出し回数を掛け合わせて初めて見積もれます。本ページはその単価を5社横断で一覧にしたものです。

トークン料金との関係

  • トークン料金:入力・出力(中間推論を含む)トークン数×モデル単価。基盤モデルの単価は生成AIモデル料金比較を参照
  • ツール呼び出し料金:モデルがツールを呼んだ回数×単価(1,000回あたり)。何回呼ぶかはモデルが決める
  • 取得コンテンツ:検索結果や読み込んだファイルの中身は入力トークンとして課金(Googleの検索グラウンディングは取得トークンを除外)
  • 実行時間課金:コード実行はコンテナの実行時間で課金する会社もある(OpenAI・Anthropic)

この表の見方

  • 単価 /1,000回:ツール呼び出し1,000回あたりの追加料金(USD)。1回あたりに直すと1,000で割る
  • 無料枠:ツール呼び出し分の無料枠。トークン料金は別途かかる
  • 基盤モデルの料金:そのツールを載せる代表的な最新モデルの入力/出力単価(1Mトークンあたり)。他のモデルも同じツール単価

エージェントツール API料金比較表(2026年9月時点)

※料金はUSD。2026年9月時点の情報です。

ツール 提供元 単価 /1,000回 無料枠 基盤モデルの料金(入力/出力 /1Mトークン)
Web検索 OpenAI $10.00
(+取得コンテンツのトークン料金)
なし GPT-5.6 Sol $4.00/$20.00
(割引価格・少なくとも2026年11月21日まで)
ファイル検索(ツール呼び出し) $2.50
(保管: $0.10/GB・日)
✓ あり(保管1GBまで無料)
検索グラウンディング(Google検索) Google $14.00
(実行された検索クエリごとに計上)
✓ あり(月5,000件まで・Gemini 3.x系で共有) Gemini 3.8 Flash $0.75/$3.75
(2027/1/1から: $1.50/$7.50)
Web検索 xAI $5.00 なし Grok 4.7 $2.00/$6.00
(長文脈: $4.00/$12.00)
X検索 $5.00 なし
コード実行 $5.00 なし
ファイル添付検索 $10.00 なし
コレクション検索(RAG) $2.50 なし
Web検索 Anthropic $10.00
(+検索結果のトークン料金)
なし Claude Fable 5.1 $10.00/$50.00
(Sonnet 5.5: $2.00/$10.00)
Web検索グラウンディング Meta $2.50 未確認 Muse Spark 1.3 $1.25/$4.25

※ 単価はUSD。ツール呼び出しはトークン料金とは別に回数で上乗せ(取得内容のトークンはモデル料金)。
※ Googleの検索は実行クエリごとに数えます。地図グラウンディングも月5,000件無料・超過$14.00/1,000件。
※ OpenAIのシェル・コードインタープリタはコンテナ単位($0.03〜$1.92/20分・最低5分)。
※ AnthropicのWebフェッチは無料。コード実行は月1,550時間まで無料・超過$0.05/時間(Web検索併用時は無料)。
※ xAIの画像生成はImagine API料金、画像・動画理解とリモートMCPはトークン課金。無料枠「なし」=公式にツール向け無料枠の記載なし。

関連記事:【2026年最新】生成AIモデル API料金比較|Gemini・Claude・GPT・Grokを徹底比較

出典:OpenAI 公式料金ページ
出典:Google Gemini API 公式料金ページ
出典:xAI 公式料金ページ
出典:Anthropic 公式料金ページ
出典:Meta Model API 公式料金ページ

Deep Researchモデルの料金

調査ループ全体をモデル側で自律実行するDeep Research系の3モデルは、トークン料金とWeb検索料金の両方がかかります。

モデル名 提供元 入力料金 /1Mトークン キャッシュ /1Mトークン 出力料金 /1Mトークン Web検索料金 /1,000回 無料枠
gpt-5.6-sol OpenAI $4.00
(割引価格・少なくとも2026年11月21日まで)
$0.40 $20.00
(割引価格)
$10.00
(+取得コンテンツのトークン料金)
なし
deep-research-preview-04-2026 Google Gemini標準料金※ Gemini標準料金※ Gemini標準料金※ $14.00
(1,000件あたり・月5,000件まで無料)
✓ あり(検索のみ月5,000件まで・トークンは従量課金)
deep-research-max-preview-04-2026 Gemini標準料金※ Gemini標準料金※ Gemini標準料金※ $14.00
(1,000件あたり・月5,000件まで無料)
✓ あり(検索のみ月5,000件まで・トークンは従量課金)

※ gpt-5.6-solの$4.00/$0.40/$20.00は割引価格(少なくとも2026年11月21日まで・通常は入力$5.00/出力$30.00)。
※ Googleの2行のトークン料金は基盤Geminiモデルの標準料金(基盤名は非公表=生成AIモデル料金比較を参照)。
※ Googleの2モデルはプレビュー版。公式の1回あたり目安=Deep Research約$1〜3・Max約$3〜7。

出典:OpenAI 公式料金ページ
出典:Google Gemini API 公式料金ページ

料金・要確認(Google)

  • Gemini Deep Research(プレビュー):2026年9月時点でプレビュー版のため、専用の料金表はありません。基盤のGeminiモデルの標準料金が適用され、調査ループ中の中間推論トークンも全て課金対象になります。公式は基盤モデル名を公表しておらず、GA(正式リリース)時に料金体系が変更される可能性があります

用途別おすすめ

1回の調査にいくらかかるかを見積もりたい場合 → 式で計算

費用は次の式で見積もれます。費用=入力トークン数×入力単価+出力トークン数×出力単価+ツール呼び出し回数×(単価÷1,000)。入力5万トークン・出力1万トークン・Web検索10回の調査を例にすると次のとおりです。

  • OpenAI GPT-5.6 Sol+Web検索:$0.20+$0.20+$0.10=約$0.50
  • Meta Muse Spark 1.3+Web検索グラウンディング:$0.0625+$0.0425+$0.025=約$0.13
  • Google Gemini 3.8 Flash+検索グラウンディング:$0.0375+$0.0375+$0(月5,000件の無料枠内)=約$0.08。無料枠を超えると検索10回で$0.14が加わる

検索回数が40回・入力20万トークンに増えると、OpenAIは約$1.80、Googleは無料枠を超えた場合で約$0.80($0.15+$0.11+$0.56)まで上がります。まず小さい調査で実測し、呼び出し回数の分布を確かめてから運用量を決めてください。

Web検索を大量に回す場合 → Meta($2.50)・xAI($5.00)・Google(月5,000件まで無料)

検索1回あたりの単価が低いのはMetaのWeb検索グラウンディング($2.50/1,000回)とxAIのWeb検索($5.00/1,000回)です。Googleは単価$14.00と高めですが、Gemini 3.x系の全モデルで月5,000件までは無料のため、月間の検索が5,000件以内なら実質ゼロです。OpenAIとAnthropicは$10.00/1,000回で、取得コンテンツのトークン料金も加わります。

自社資料も一緒に検索させる場合 → xAI コレクション検索($2.50)・OpenAI ファイル検索($2.50)

アップロードした文書を検索対象に含める場合、xAIのコレクション検索とOpenAIのファイル検索はどちらも$2.50/1,000回です。OpenAIは保管料$0.10/GB・日(1GBまで無料)が別にかかります。xAIでメッセージに添付したファイルを検索する「ファイル添付検索」は$10.00/1,000回と高いため、繰り返し使う資料はコレクションに入れておく方が安く済みます。

X(旧Twitter)の投稿を調べる場合 → xAI X検索($5.00)

X上の投稿・プロフィール・スレッドを検索できるサーバー側ツールを提供しているのはxAIだけです。単価はWeb検索と同じ$5.00/1,000回で、検索中に見つかった画像やX動画の理解はトークン課金になります。

よくある質問

ツール呼び出しの料金はトークン料金と別に請求されるのか?

別に請求されます。各社とも「モデルのトークン料金」と「サーバー側ツールの呼び出し回数に応じた料金」の2本立てで、1回のリクエストでモデルが何回ツールを呼ぶかはモデル側が決めるため、質問が複雑なほどツール料金が増えます。検索で取得した内容はさらに入力トークンとして課金されます。

1回の調査にいくらかかるか、どう見積もるのか?

費用=入力トークン数×入力単価+出力トークン数×出力単価+ツール呼び出し回数×(単価÷1,000)で見積もります。入力5万トークン・出力1万トークン・Web検索10回なら、OpenAI GPT-5.6 Solで約$0.50、Meta Muse Spark 1.3で約$0.13、Google Gemini 3.8 Flashで約$0.08(検索が月5,000件の無料枠内の場合)が目安です。

ツール呼び出しに無料枠があるのはどれか?

Googleの検索グラウンディングはGemini 3.x系で合計月5,000件まで無料、OpenAIのファイル検索は保管1GBまで無料、AnthropicのWebフェッチは追加料金なし・コード実行は月1,550時間まで無料です。OpenAI・xAI・AnthropicのWeb検索には無料枠の記載がありません。

Deep Researchモデルとツール呼び出し課金はどう違うのか?

Deep Researchは調査計画→検索→読み込み→統合をモデルが自律的に繰り返すエージェントで、その内部で発生するトークンとツール呼び出しが本ページの単価で課金されます。通常モデルにWeb検索ツールを付けて自分でループを組む場合も、課金の考え方は同じです。

まとめ

  • とにかく安く:Meta Web検索グラウンディング($2.50/1,000回)
  • Web検索を多用:xAI Web検索($5.00/1,000回)
  • 検索を無料枠で:Google検索グラウンディング(月5,000件無料)
  • Web検索の定番:OpenAI・Anthropic Web検索($10.00/1,000回)
  • 自社資料も検索:xAIコレクション検索・OpenAIファイル検索($2.50/1,000回)
  • Xの投稿を調べる:xAI X検索($5.00/1,000回)
  • 調査を丸ごと任せる:OpenAI gpt-5.6-sol(入力$4.00/出力$20.00)
  • Googleで任せる:Gemini Deep Research(1件 約$1〜3)

ツール料金はトークン料金とは別です。gpt-5.6-solは割引価格で、少なくとも2026年11月21日までです。

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