【2026年最新】メール配信API料金比較|SendGrid・Amazon SES・Resend・Postmark




メール配信API料金比較

はじめに

メール配信APIとは?

メール配信APIとは、プログラムから直接メールを送信できるサービスです。問い合わせ対応の自動返信・注文確認メール・AIエージェントの処理完了通知など、システムが自動でメールを送る「トランザクションメール」の用途で広く使われています。

自社でメールサーバーを構築せずに、APIにリクエストを投げるだけで高い到達率でメールを送れるのが特徴です。

トランザクションメールとマーケティングメールの違い

  • トランザクションメール:ユーザーの操作に応じて1通ずつ自動送信(注文確認・パスワードリセット・AIエージェントの完了通知など)。本ページのAPIはこちらが主用途
  • マーケティングメール:一斉配信・メルマガ・ステップメールなど。別途マーケティングオートメーションツールが向いている

この表の見方

  • 料金モデル:従量課金(送った分だけ課金)か月額固定か
  • 無料枠:「✓ あり」は無期限の無料プラン、「トライアルのみ」は期間や回数に上限あり
  • 1,000通あたり(参考):従量課金は公式単価、月額固定は最小有料プランの月額÷込み通数。換算式は表下の※
  • MCP対応:AIエージェント(Claude等)から直接操作できるMCPサーバーの有無(◎=公式提供・—=公式の専用サーバーが未確認)

メール配信API料金比較表(2026年9月時点)

※料金はUSD(1USD≈150円)。2026年9月時点の情報です。

サービス 提供元 料金モデル 無料枠 1,000通あたり(参考) MCP対応 特徴
Amazon SES Amazon AWS 従量課金(新規はEssentialsプラン) なし $0.10(≈15円)(新規: $0.16) —(未確認) 表中最安・AWSと親和性高
Resend Resend 月額固定+超過従量 ✓ あり(月3,000通) $0.40(≈60円)(Pro換算・超過: $0.90) ◎(公式) 開発者向けモダンAPI・React Email対応
Mailchimp Transactional Mailchimp ブロック制従量課金 トライアルのみ(初回500通) $0.80(≈120円)(大量割引: $0.40〜) ◎(公式) Mailchimp連携・テンプレート豊富
SendGrid Twilio 月額固定プラン トライアルのみ(60日) $0.35〜$0.40(≈53〜60円)(Essentials換算) —(未確認) 老舗・大規模配信に強い
Postmark ActiveCampaign(旧Wildbit) 月額固定+超過従量 ✓ あり(月100通) $1.50(≈225円)(Basic換算・超過: $1.80) ◎(公式) 配信到達率に定評・詳細ログ

※ SES:$0.10/1,000通。2026年7月21日以降の新規はEssentials $0.16から。添付$0.12/GB。
※ Resend:Free 3,000通/月。Pro $20/月に5万通込み(=$0.40)・超過$0.90/1,000通。
※ Mailchimp Transactional:25,000通ブロック$20(=$0.80)、161ブロック以上$10(=$0.40)。
※ SendGrid:60日トライアル(100通/日)。Essentials 5万通$19.95/10万通$34.95(=$0.40〜0.35)。
※ Postmark:Free 100通/月。Basic $15/月に1万通込み(=$1.50・超過$1.80)。

出典:AWS SES 公式料金ページ
出典:Resend 公式料金ページ
出典:Mailchimp Transactional 公式料金ページ
出典:Twilio SendGrid 公式料金ページ
出典:Postmark 公式料金ページ

用途別おすすめ

とにかく安く大量送信したい(AWS環境)→ Amazon SES

Amazon SESは従量課金$0.10/1,000通で、月10,000通送っても約150円、100,000通でも約1,500円です。AWS Lambdaと組み合わせれば、AIエージェントの処理結果を自動メールで通知する仕組みを固定費ほぼゼロで組めます。2026年7月21日以降の新規アカウントはEssentialsプラン($0.16/1,000通)から始まる点に注意してください。

弱点はセットアップの手間です。ドメイン認証(DKIM/SPF/DMARC)とサンドボックス解除申請にAWSの知識が必要です。始め方=AWSコンソールでSESを有効化→DKIM/SPF設定→サンドボックス解除申請→SDK(boto3等)で送信。公式: aws.amazon.com/ses

無料から始めたい・開発のしやすさを重視したい → Resend

Resendは開発者体験に特化したメール配信APIです。Freeプランで月3,000通(100通/日)まで無期限に使え、React EmailでHTMLメールをReactコンポーネントとして書けるため、AIエージェントへの組み込みがシンプルです。有料はPro $20/月(50,000通込み)とScale $90/月(100,000通込み)の2段階です。

提供元公式のリモートMCPサーバーがあり、Claude Code・Cursor・Codex等からURLを追加してOAuthでログインするだけで、エージェントにメール送信を任せられます。始め方=resend.comでアカウント作成→ドメイン認証→APIキー発行→SDKで送信。数分で送信テストまで進めます。

すでにMailchimpを使っている → Mailchimp Transactional

Mailchimp Transactional(旧Mandrill)は、Mailchimpのメールマーケティング基盤と同じテンプレートエンジンでトランザクションメールも管理できるサービスです。Standard/Premiumプランのアドオンで、25,000通単位のブロック購入($20/ブロック)のため送信量が少ないと割高です。マーケティングと連動した大量送信向きです。

Mailchimp公式のTransactional MCPサーバーがあり、APIキーを設定すればClaude Code等からメール送信や配信状況の確認ができます。始め方=Mailchimpの有料プランを契約→Transactionalアドオンを有効化→mailchimp.com/developer/transactionalでAPIキー取得。

メールの到達率・ログ管理を重視したい → Postmark

Postmarkは配信到達率の高さと詳細なメールログで定評があります。開封・クリック・バウンス・スパム報告を追跡でき、契約確認や請求書など確実に届けたいビジネスメールに向いています。

Free(Developer)プランは月100通で無期限に使え、有料はBasic $15/月(10,000通込み)からPro・Platformまでの3段階です(超過単価は表下の※)。提供元のActiveCampaignが公式MCPサーバーを公開しており、送信・テンプレート・配信診断など24のツールをClaudeやCursorから使えます。始め方=postmarkapp.comで無料アカウント作成→送信ドメイン設定→Server APIトークン取得→API送信。

大規模配信・既存システムとの統合 → SendGrid

SendGrid(Twilio)は長年の配信実績とドキュメントの豊富さが強みで、日本語情報や各言語のSDKが揃っています。2025年5月に永続無料プランを廃止し、現在は60日間の無料トライアル(100通/日)のあと、Essentialsプラン(50,000通$19.95/月〜)から利用します。Pro($89.95/月〜)には専用IPが1つ含まれます。

Twilio公式のMCPサーバーはSendGridのドキュメントとAPI仕様を検索する読み取り専用で、メール送信は行えません。エージェントから送信させるにはREST APIを直接呼ぶ実装が必要です。始め方=twilio.com/en-us/sendgridでトライアル登録→ドメイン認証→APIキー発行→SDKで送信。料金ページはTwilioのサイトへ移転しています(出典欄のリンク先)。

よくある質問

AIエージェントからメールを自動送信する最安の方法は?

Amazon SESが最安です。1,000通あたり$0.10(≈15円)の従量課金で、AWS Lambda(サーバーレス)と組み合わせると月の固定費をほぼゼロにできます。ただし初期設定にAWSの知識が必要で、2026年7月21日以降の新規アカウントはEssentialsプラン($0.16/1,000通)から始まります。手間を省くならResendのFreeプラン(月3,000通)が選択肢です。

SendGridの無料プランはなくなったのですか?

はい。2025年5月にTwilio SendGridは永続無料プランを廃止しました。現在は60日間の無料トライアル(100通/日)のみで、継続利用はEssentialsプラン(50,000通で$19.95/月〜)が必要です。無料で始めたい場合はResend(月3,000通)かPostmark(月100通)が選択肢です。Amazon SESはSES専用の無料枠が料金ページに記載されていません。

到達率はどのサービスが高いですか?

Postmarkが配信到達率の高さで特に定評があり、重要なビジネスメールの確実な到達を重視する用途に向いています。SendGrid・Resend・Amazon SESも適切な設定(DKIM/SPF/DMARC)を行えば高い到達率を維持できます。

トランザクションメールとマーケティングメールは同じAPIで送れますか?

技術的には送れますが推奨されません。マーケティングメール(一斉配信・メルマガ)をトランザクション用APIで送ると、スパム率の上昇でIPレピュテーションが下がり、重要な自動送信メールも届きにくくなります。用途でAPIを分けるか、マーケティングはMailchimp等の専用サービスを使ってください。

MCPサーバーからメールを送れるのはどのサービスですか?

Resend・Mailchimp Transactional・Postmarkの3社は提供元公式のMCPサーバーからメール送信ができます(Resendはリモート型でOAuthログイン、MailchimpはAPIキー認証のリモート型、PostmarkはNode.jsで動かすローカル型)。SendGridはTwilio公式MCPがドキュメント検索専用で送信できず、Amazon SESはSES専用の公式サーバーがサンプル公開のみです(AWS全サービス対象のAWS MCP Serverは2026年5月に一般提供)。

まとめ

コスト最優先ならAmazon SES($0.10/1,000通)、無料で速く始めるならResend(月3,000通)、到達率とログならPostmark、Mailchimp利用中ならMailchimp Transactional、大規模配信の実績ならSendGridが目安です。MCPサーバーで送信まで任せたい場合は、Resend・Mailchimp Transactional・Postmarkの3社が提供元公式で対応しています。料金は2026年9月3日に各社公式ページで確認した値です。契約前に出典欄で最新の条件を確認してください。

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