【2026年最新】プロジェクト管理API料金比較|Backlog・Asana・Jira・Notion

はじめに
プロジェクト管理APIとは?
プロジェクト管理APIとは、タスクの作成・課題の更新・進捗確認などをプログラムから操作するためのインターフェースです。AIエージェントと組み合わせると、会議のメモから自動でタスクを起票する、完了条件を満たしたらステータスを更新する、処理結果をナレッジとして残すといった作業を自動化できます。
本ページで比較する4サービスはいずれもAPIがSaaSの月額に含まれ(別途のAPI課金なし)、無料プランでもAPIを発行できる点が共通です。違いは無料プランのコール上限、有料プランの単価、MCPサーバーの提供形態(公式ホスト型かOSSか)です。
MCPサーバーとは?
MCP(Model Context Protocol)とは、AIエージェントが外部ツールに接続するための標準規格です。MCPサーバーがあれば「Jiraに今日のタスクを追加して」のような自然言語の指示だけで操作できます。Asana・Jira・Notionは各社ホストの公式リモートMCPサーバー(OAuth認証)、Backlogはヌーラボ公開のOSSサーバーです。
この表の見方
- 無料プランでAPI:¥0のプランでAPIキーやトークンを発行できるか(✓ あり)
- APIコール上限(目安):自動化の頻度を決めるレート制限。サービスごとに単位が違う(回/分・ポイント/時・req/秒)
- SaaSプラン(参考/月):無料プランと最安の有料プランの月額(円)。年払い・月払いの別を併記
- MCP対応:公式MCPサーバーの有無と接続先
プロジェクト管理API料金比較表(2026年10月時点)
※ API利用は月額に含まれます(別途API課金なし)。料金は公式の円表示・2026年10月時点の情報です。
| サービス | 提供元 | 無料プランでAPI | APIコール上限(目安) | SaaSプラン(参考/月) | MCP対応 |
|---|---|---|---|---|---|
| Backlog | ヌーラボ | ✓ あり(Free) | 読み込み600回/分・更新150回/分(Freeは60回/15回) | Free ¥0 / Starter ¥2,700〜(税抜・月払い) | OSS(nulab/backlog-mcp-server・MIT) |
| Asana | Asana | ✓ あり(Personal) | 150 req/分(Personal)・1,500 req/分(有料) | Personal ¥0 / Starter ¥1,200/user〜(年払い) | 公式あり(mcp.asana.com/v2/mcp) |
| Jira | Atlassian | ✓ あり(Free) | 65,000ポイント/時(Free・サイト単位) | Free ¥0 / Standard ¥1,250/user〜(月払い) | 公式あり(Rovo MCP・mcp.atlassian.com/v2/mcp) |
| Notion | Notion | ✓ あり(Free) | 接続あたり平均3 req/秒(ワークスペース枠はプラン依存) | Free ¥0 / Plus ¥1,650/member〜(年払い) | 公式あり(mcp.notion.com/mcp) |
※ Backlog:Freeは1プロジェクト・10ユーザー。Starter ¥2,700/月(税抜)は2026年12月31日で新規終了、以後の最安はエコノミー¥21,000/月。
※ Asana:Personalは2ユーザーまで。Starter ¥1,200/user/月(年払い)。検索API 60回/分。
※ Jira:2026年3月2日からポイント制(Standard 10万+10×ユーザー/時など・上限50万)。
※ Notion:3 req/秒は接続あたり。メンバー2人以上の無料WSは累計1,000ブロック上限(2026年9月8日からAPI書込も403)。
※ Rovo MCPのJira Freeでの可否は公式で未確認(Rovoクレジットは有料プラン付属)。
出典:Backlog 公式料金ページ
出典:Asana 公式料金ページ
出典:Atlassian 公式料金ページ
出典:Notion 公式料金ページ
料金・要確認
料金にかかわる変更が3件あります(2026年9月時点)。
- Notion(2026年9月8日〜):無料ワークスペース(2人以上)はAPIの書き込みも1,000ブロックまで
- Notion Workers(開始日未定):ベータ終了後、1実行あたり約$0.0023の従量課金
- Atlassian Rovo(2026年12月3日〜):Rovo MCPのクレジット超過分は$10/1,000クレジット
用途別おすすめ
日本語環境・国産ツールでAI連携したい → Backlog
日本語のドキュメントとサポートがそろった国産ツールです。
料金はStarter ¥2,700/月から(税抜・2026年12月31日で新規受付終了)。
MCPは公式のOSS「backlog-mcp-server」を使います。
AIエージェントとの連携を最優先に考えたい → Asana
タスクやチームの関係情報にAIがアクセスでき、AIエージェントとの連携が最も整ったツールです。
料金はStarter ¥1,200/user/月から(年払い)。
MCPは公式のリモートサーバー(mcp.asana.com/v2/mcp)を使います。
エンジニアチームのスクラム・バグ管理を自動化したい → Jira
スクラム・バグ追跡など、開発の進行管理に強いツールです。
料金はStandard ¥1,250/user/月から(月払い・2026年10月13日に¥1,085から値上げ)。
MCPは公式の「Rovo MCP Server」(mcp.atlassian.com/v2/mcp)を使います。
AIエージェントの処理結果をナレッジとして蓄積したい → Notion
ドキュメント・DB・タスク管理を1つにまとめ、AIの処理結果や会議メモの蓄積に向くツールです。
料金はPlus ¥1,650/member/月から(年払い)。
MCPは公式サーバー(mcp.notion.com/mcp)を使います。
Notion MCPの料金は、Notion公式のヘルプと開発者向けドキュメントのどちらにも記載がありません(2026年10月23日確認)。
公式ヘルプは対応するAIとしてClaude・Cursor・ChatGPTなどを挙げており、つなげてよいAIを管理者が絞る機能はEnterpriseプランで提供されています。
出典:Notion ヘルプ「Notion MCP」/Notion 開発者向けドキュメント「Notion MCP」
よくある質問
プロジェクト管理ツールのAPIは全て無料で使えますか?
はい。Backlog(Free)・Asana(Personal)・Jira(Free)・Notion(Free)はいずれも無料プランでAPIを利用でき、API利用そのものに従量課金はありません。ただし無料プランはコール上限が低く(詳細は比較表)、高頻度の自動化やチーム利用は有料プランが前提です。
MCPサーバーはどのAIエージェントで使えますか?
Claude Code・Claude Desktop・Cursor・Codexなど、リモートMCP(OAuth認証)に対応したクライアントで使えます。Asana・Jira・Notionは各社がホストする公式サーバーに接続するだけで、Backlogはヌーラボが公開するOSSのbacklog-mcp-serverをDockerで動かして接続します。接続先URLは各社の用途別おすすめを参照。
BacklogとJiraはどちらが向いていますか?
日本語のドキュメント・サポートと導入のしやすさを重視するならBacklog、スクラム・バグ追跡などエンジニア向け機能とGitHub・CI/CD連携の実績を重視するならJiraが向いています。APIの面でも制限の考え方が違う(Backlogは分単位・Jiraはポイント制。詳細は比較表)ため、自動化の頻度に合わせて選びます。
NotionはタスクツールとしてAsanaやJiraの代わりになりますか?
シンプルなタスク管理なら代替できます。ただし担当者・優先度・スプリントを体系的に管理する機能はAsanaやJiraの方が充実しています。Notionはページとデータベースをまとめて扱えるため、AIエージェントの処理結果やナレッジを蓄積する用途に強く、専業のプロジェクト管理が必要なエンジニアチームにはJiraまたはBacklogを推奨します。
各サービスのAPIはどこから始められますか?
Backlogは個人設定からAPIキーを発行、AsanaはPersonal Access Token、JiraはAtlassianアカウントのAPIトークン(Basic認証)、NotionはInternal Integrationを作成してトークンを取得し対象ページに接続を追加します。いずれも無料プランで発行でき、公式の開発者ドキュメントは本ページの「用途別おすすめ」の各リンクから辿れます。
まとめ
- 日本語・国産:Backlog(Starter ¥2,700〜)
- AI連携を重視:Asana(Starter ¥1,200/user〜)
- スクラム管理:Jira(Standard ¥1,250/user〜)
- ナレッジ蓄積:Notion(Plus ¥1,650/member〜)
4社とも無料プラン(¥0)でAPIを発行できます。Backlog Starterは2026年12月31日で新規終了です。




