【2026年最新】プロジェクト管理API料金比較|Backlog・Asana・Jira・Notion




プロジェクト管理API料金比較

はじめに

プロジェクト管理APIとは?

プロジェクト管理APIとは、タスクの作成・課題の更新・進捗確認などをプログラムから操作するためのインターフェースです。AIエージェントと組み合わせると、会議のメモから自動でタスクを起票する、完了条件を満たしたらステータスを更新する、処理結果をナレッジとして残すといった作業を自動化できます。

本ページで比較する4サービスはいずれもAPIがSaaSの月額に含まれ(別途のAPI課金なし)、無料プランでもAPIを発行できる点が共通です。違いは無料プランのコール上限、有料プランの単価、MCPサーバーの提供形態(公式ホスト型かOSSか)です。

MCPサーバーとは?

MCP(Model Context Protocol)とは、AIエージェントが外部ツールに接続するための標準規格です。MCPサーバーがあれば「Jiraに今日のタスクを追加して」のような自然言語の指示だけで操作できます。Asana・Jira・Notionは各社ホストの公式リモートMCPサーバー(OAuth認証)、Backlogはヌーラボ公開のOSSサーバーです。

この表の見方

  • 無料プランでAPI:¥0のプランでAPIキーやトークンを発行できるか(✓ あり)
  • APIコール上限(目安):自動化の頻度を決めるレート制限。サービスごとに単位が違う(回/分・ポイント/時・req/秒)
  • SaaSプラン(参考/月):無料プランと最安の有料プランの月額(円)。年払い・月払いの別を併記
  • MCP対応:公式MCPサーバーの有無と接続先

プロジェクト管理API料金比較表(2026年9月時点)

※ API利用は月額に含まれます(別途API課金なし)。料金は公式の円表示・2026年9月時点の情報です。

サービス 提供元 無料プランでAPI APIコール上限(目安) SaaSプラン(参考/月) MCP対応
Backlog ヌーラボ ✓ あり(Free) 読み込み600回/分・更新150回/分(Freeは60回/15回) Free ¥0 / Starter ¥2,700〜(税抜・月払い) OSS(nulab/backlog-mcp-server・MIT)
Asana Asana ✓ あり(Personal) 150 req/分(Personal)・1,500 req/分(有料) Personal ¥0 / Starter ¥1,200/user〜(年払い) 公式あり(mcp.asana.com/v2/mcp)
Jira Atlassian ✓ あり(Free) 65,000ポイント/時(Free・サイト単位) Free ¥0 / Standard ¥1,085/user〜(月払い) 公式あり(Rovo MCP・mcp.atlassian.com/v2/mcp)
Notion Notion ✓ あり(Free) 接続あたり平均3 req/秒(ワークスペース枠はプラン依存) Free ¥0 / Plus ¥1,650/member〜(年払い) 公式あり(mcp.notion.com/mcp)

※ Backlog:Freeは1プロジェクト・10ユーザー。Starter ¥2,700/月(税抜)は2026年12月31日で新規終了、以後の最安はエコノミー¥21,000/月。
※ Asana:Personalは2ユーザーまで。Starter ¥1,200/user/月(年払い)。検索API 60回/分。
※ Jira:2026年3月2日からポイント制(Standard 10万+10×ユーザー/時など・上限50万)。
※ Notion:3 req/秒は接続あたり。メンバー2人以上の無料WSは累計1,000ブロック上限(2026年9月8日からAPI書込も403)。
※ Rovo MCPのJira Freeでの可否は公式で未確認(Rovoクレジットは有料プラン付属)。

出典:Backlog 公式料金ページ
出典:Asana 公式料金ページ
出典:Atlassian 公式料金ページ
出典:Notion 公式料金ページ

料金・要確認

2026年9月時点で、日付つきの変更が3件あります。

  • Notion(2026年9月8日〜):メンバー2人以上の無料ワークスペースは累計1,000ブロックが上限で、この日からAPI経由の書き込みにも同じ上限が適用されます。ページ作成・ブロック追加が403(restricted_resource)で失敗し、削除しても枠は戻りません。
  • Notion Workers(2026年10月15日〜):バックグラウンドでコードを動かす「Workers」(ベータ・Business/Enterprise向け)は、この日からNotionクレジット(1,000クレジット$10・1実行あたり約$0.0023)を消費します。パブリックAPIは従来どおり月額に含まれ対象外です。
  • Atlassian Rovo(2026年12月3日〜):Rovo MCP経由の検索・コンテキスト取得はRovoクレジット(Standard 25/Premium 70/Enterprise 150クレジット/user/月)を消費し、この日から超過分の従量課金($10/1,000クレジット)が始まります。

用途別おすすめ

日本語環境・国産ツールでAI連携したい → Backlog

国産のプロジェクト管理・課題管理ツールで、日本語ドキュメントと日本語サポートが揃っているのが強みです。課題・マイルストーン・Git連携など開発プロジェクト向けの機能が豊富で、国内チームに最も導入しやすい選択肢です。

APIキーはdeveloper.nulab.comの手順どおり個人設定から発行し、HTTPリクエストで呼び出します。レート制限はユーザー単位・1分単位で上表のとおり(Freeは有料プランの約10分の1)。Freeは1プロジェクト・10ユーザーなので動作確認には十分ですが、本番の自動化はStarter以上が前提になります。

MCPはnulab/backlog-mcp-server(MITライセンス・Docker配布)をMCP設定ファイルに追加して使い、「今週のタスク一覧を見せて」のような指示でBacklogを操作できます。なお2027年1月1日からプラン体系が変わり、Starterの新規契約は2026年12月31日で終了します。

AIエージェントとの連携を最優先に考えたい → Asana

公式のリモートMCPサーバー(mcp.asana.com/v2/mcp)を提供し、AIエージェントとの連携が最も整備されているサービスです。Work Graph(タスク・プロジェクト・チームの関係情報)にAIがアクセスできるため、「来週締め切りの未着手タスクを教えて」「この会議メモからアクションアイテムを追加して」といった操作が自然言語で実現します。旧ベータ版のURL(/sse)は2026年5月11日に停止済みで、接続先はv2だけです。

Personal(¥0・2ユーザーまで)でも低頻度の自動化には十分な上限があり、Starter(¥1,200/user/月・年払い)以上はユーザー数無制限・上限も10倍です(数値は上表)。トークンはdevelopers.asana.comでPersonal Access Tokenを発行します。Enterprise+はMCPクライアントごとに許可・ブロックを設定できます。

エンジニアチームのスクラム・バグ管理を自動化したい → Jira

スクラム・カンバン・バグ追跡など開発プロセスの管理に特化し、GitHubやCI/CDとの連携が豊富です。Free(¥0・10ユーザー・2GB)で始められ、Standardは¥1,085/user/月(月払い表示)、Premiumは¥1,987/user/月です。

APIのレート制限は2026年3月2日からポイント制になりました(詳細は上表・※注記)。読み取りは1リクエスト1ポイントに対象オブジェクト1件ごとに1ポイント(権限系は2ポイント)を加算し、書き込みは一律1ポイントです。APIトークンはdeveloper.atlassian.comの手順でAtlassianアカウントから発行し、Basic認証でREST APIを呼び出します。

MCPはAtlassianが公式提供する「Rovo MCP Server」(mcp.atlassian.com/v2/mcp・OAuth 2.1)で、JiraだけでなくConfluenceも同じ接続で操作できます。Rovoクレジットは有料プランに付属し、Freeプランでの利用可否は公式ページで確認できていません。

AIエージェントの処理結果をナレッジとして蓄積したい → Notion

ドキュメント・データベース・タスク管理を一体化したオールインワンツールです。AIエージェント用途では、ページ・DBの自動更新と、処理結果・会議メモといったナレッジの蓄積の両方を1つのワークスペースで扱えるのが特長で、「生成した記事を自動保存する」「会議メモを要約してWikiに追加する」といったワークフローに向いています。

料金はFree ¥0、Plus ¥1,650/member/月(年払い。月払いは¥2,000)、Business ¥3,150/member/月(年払い)です。APIのレート制限は接続あたり平均3 req/秒で、ワークスペース全体の枠はプランに応じて広がります。Freeはファイルアップロード5MB・ゲスト10人までで、メンバー2人以上の無料ワークスペースは1,000ブロックの上限がAPIにも適用されます(2026年9月8日〜)。

始め方はdevelopers.notion.comでInternal Integrationを作成→トークン取得→対象ページに接続を追加→APIコール、の順です。公式MCPサーバー(mcp.notion.com/mcp)はOAuth認証で、Claude Code・Cursor・Codexから接続できます。ワークスペースのオーナーは「設定→コネクト」でMCPクライアントの接続を管理できます。

よくある質問

プロジェクト管理ツールのAPIは全て無料で使えますか?

はい。Backlog(Free)・Asana(Personal)・Jira(Free)・Notion(Free)はいずれも無料プランでAPIを利用でき、API利用そのものに従量課金はありません。ただし無料プランはコール上限が低く(詳細は比較表)、高頻度の自動化やチーム利用は有料プランが前提です。

MCPサーバーはどのAIエージェントで使えますか?

Claude Code・Claude Desktop・Cursor・Codexなど、リモートMCP(OAuth認証)に対応したクライアントで使えます。Asana・Jira・Notionは各社がホストする公式サーバーに接続するだけで、Backlogはヌーラボが公開するOSSのbacklog-mcp-serverをDockerで動かして接続します。接続先URLは各社の用途別おすすめを参照。

BacklogとJiraはどちらが向いていますか?

日本語のドキュメント・サポートと導入のしやすさを重視するならBacklog、スクラム・バグ追跡などエンジニア向け機能とGitHub・CI/CD連携の実績を重視するならJiraが向いています。APIの面でも制限の考え方が違う(Backlogは分単位・Jiraはポイント制。詳細は比較表)ため、自動化の頻度に合わせて選びます。

NotionはタスクツールとしてAsanaやJiraの代わりになりますか?

シンプルなタスク管理なら代替できます。ただし担当者・優先度・スプリントを体系的に管理する機能はAsanaやJiraの方が充実しています。Notionはページとデータベースをまとめて扱えるため、AIエージェントの処理結果やナレッジを蓄積する用途に強く、専業のプロジェクト管理が必要なエンジニアチームにはJiraまたはBacklogを推奨します。

各サービスのAPIはどこから始められますか?

Backlogは個人設定からAPIキーを発行、AsanaはPersonal Access Token、JiraはAtlassianアカウントのAPIトークン(Basic認証)、NotionはInternal Integrationを作成してトークンを取得し対象ページに接続を追加します。いずれも無料プランで発行でき、公式の開発者ドキュメントは本ページの「用途別おすすめ」の各リンクから辿れます。

まとめ

4サービスとも無料プランでAPIを発行でき、API利用そのものに追加料金はありません。選ぶ軸は「無料プランのコール上限で足りるか」「有料プランの単価(Backlogはスペース単位、Asana・Jira・Notionはユーザー単位)」「MCPサーバーが公式ホスト型か(Asana・Jira・Notion)OSSか(Backlog)」の3つです。

日本語環境で始めるならBacklog、AI連携の整備度ならAsana、開発チームのスクラム管理ならJira、ナレッジ蓄積ならNotionが向いています。Notionの無料枠上限(9月8日)・Backlogのプラン改定(2027年1月1日)・Rovoクレジットの従量課金(12月3日)は無料枠での自動化に影響するため、日付の前に利用プランを確認してください。

メルマガ登録CTA B2(MCPカオスマップ無料プレゼント)