Cursor「Too many free trial」の原因と対処|PC単位の制限

Cursorで「Too many free trial accounts used on this machine」と出たら、使いすぎではなく、PC単位で無料の利用が止められた状態です。同じPCでほかの無料アカウントが使われたとCursorが判断すると出る不正利用対策で、再インストールでは外れません。本記事では、Cursorの公式ヘルプと公式フォーラムのスタッフの回答をもとに、原因の見当のつけ方と、問い合わせ・有料プランなどの選び方を解説します。
⚠️ 障害ではなくPC単位の制限です
別のエラー表示が出ている場合や、Cursor全体が止まっていないかを先に確かめたい場合はこちらへ。
「Too many free trial」とは
表示される文と出る場面
この表示は、チャットやエージェントに質問を送ったときに出ます。公式フォーラムに貼られたエラーの原文は、見出しと本文の2段で次のとおりです。
Too many free trials.
Too many free trial accounts used on this machine. Please upgrade to pro. We have this limit in place to prevent abuse. Please let us know if you believe this is a mistake.
「このPCで使われた無料アカウントが多すぎます。Proにアップグレードしてください。不正利用を防ぐための制限です」という意味です。インストールした直後や、アカウントを作り直した直後に出たという報告が多く見られます。
なお、2026年10月の料金改定のあとも同じ文で出るかは確認できていません。文言が少し違っても、「free trial accounts」「this machine」が入っていれば同じ制限と考えてよいでしょう。
使いすぎではなく「PC単位」の不正利用対策
公式フォーラムでCursorのスタッフは、2026年7月にこの表示を次のように説明しています。
The Too many free trial accounts used on this machine message shows up when Cursor detects that other free accounts have been used on the same machine, as an anti-abuse measure.(訳)この表示は、同じPCでほかの無料アカウントが使われたことをCursorが検知したときに、不正利用対策として出ます。
つまり印が付くのはアカウントではなくPCです。新しいアカウントでログインし直しても、同じPCを使う限り表示は消えません。
何を手がかりにPCを見分けているかは、公式には公開されていません。スタッフではないアンバサダー(公認の協力者)は、機器の識別情報やほかの人と共有している接続元などが使われている可能性を挙げていますが、推測の域を出ません。
似た表示との見分け
「trial」という語を含む表示はほかにもあり、原因が違います。今出ている表示がどれかを確かめてから先へ進んでください。
| 表示・状況 | 意味 | 読む場所 |
|---|---|---|
| Too many free trial accounts used on this machine | PC単位の不正利用対策で止められた | 本記事 |
| You've reached your trial request limit | 無料プランの利用枠を使い切った | 下の関連記事 |
| Proの無料お試しが見当たらない | お試し自体が2026年1月に終了した | 次の見出し |
利用枠の使い切りは、待てば枠が戻る種類の制限です。PC単位の制限とは対処がまったく違うので、表示の文を取り違えないようにしてください。
関連記事:Cursor「rate limit reached」の原因と対処法
「free trial」とあるのにお試し期間はない
7日間のProお試しは2026年1月に終了
表示に「free trial」とあるため、何かのお試し期間が終わったと受け取る人も多いはずです。しかし公式フォーラムのスタッフの回答によれば、Proプランの7日間お試しは2026年1月にすでに終わっています。
You’re right that we’ve removed the 7-day Pro trial as we evolve our product and pricing.(訳)ご指摘のとおり、製品と料金の見直しに合わせて7日間のProお試しを終了しました。
今の公式の料金ヘルプにも、お試し期間の記載はありません。表示に残っている「free trial」は、今の無料プランのことと読み替えてください。
2026年10月から料金体系がThe X Subscriptionに
Cursorの公式料金ヘルプによると、新しく始める人のプランは「The X Subscription」に変わりました。Grok・Cursor・Xをまとめた料金体系で、Free・Plus・Premium・Super・Ultraの5段階です。切り替えは報道では2026年10月12日とされています。
表示にある「Pro」は改定前の旧プランの名前で、新しく始める人は選べません。公式の対応表では、旧Pro(月20ドル)に近いのはPremium(月30ドル)です。改定前から旧プランを契約している人は、そのまま使い続けられます。
表示が出る主なケースと確かめること
アカウントを2つ以上作った・作り直した
スタッフの説明にいちばん当てはまるのが、このケースです。別のメールアドレスで作り直した、試しに2つ目を作ってログインした、といった使い方をすると、同じPCで複数の無料アカウントを使ったと判断されます。
2026年7月には、誤って2つ目のアカウントを作ってしまった人に対し、スタッフが「この安全の仕組みは私たちの側で解除できない」と答えています。これから使うアカウントは1つに決め、ほかのアカウントではログインしないようにしましょう。
初めて入れたのに出た
公式フォーラムには「初めてインストールしたのに出た」という報告も寄せられています。自分に心当たりがなくても、次のような事情がないかを確かめてください。
- 中古のPC:前の持ち主がCursorを使っていた
- 共用のPC:家族や同僚が同じPCで無料アカウントを使った
- 過去の利用:以前に少しだけ試してアンインストールした
どれにも当てはまらなければ、誤って判定されている可能性があります。その場合は、後で説明する問い合わせの手順に進んでください。
会社のPCや共有のネットワークで出た
会社のPCで初めて使ったのに出たという報告では、投稿者が「会社のVPNで多くの社員が同じ接続元になっているのが原因ではないか」と推測しています。ただし公式の回答はなく、判定の仕組みも公開されていないため、ネットワークが原因とは言い切れません。
会社のPCで仕事に使うなら、個人の無料アカウントで粘るより、会社の契約(Teamsプラン)に入れてもらうのが確実です。情報システム部門に、この表示が出たことと使いたい目的を伝えて相談してください。

自分で外す方法はない|問い合わせの手順
再インストールやログインし直しでは外れない
先ほどのスタッフは、同じスレッドで「利用者の側でできる方法はない」とはっきり答えています。
There isn’t any setting change or reinstall trick on your side that will remove it, and you’ve already tried the usual ones.(訳)あなたの側で設定を変えたり再インストールしたりして外す方法はありません。よくある方法はもう試されています。
実際、2026年7月の報告では、同じアカウントのまま再インストールし、設定フォルダを消し、最新版に更新しても表示は消えませんでした。スタッフは、印を外せるのはメールでの問い合わせだけだと案内しています。
手順1:リクエストIDをコピーする
問い合わせには、エラーが出たときの「リクエストID」を添えます。公式ヘルプのリクエストIDの説明では、次の手順でコピーできます。
- エラーが出たチャットの会話を開く
- 「…」のメニューを開く
- 「Copy Request ID」を選ぶ
リクエストIDはCursorの社内でだけ意味を持つ番号で、公式は機密として扱う必要はないと説明しています。そのままメールに貼り付けてかまいません。
手順2:サポートへ状況を送る
フォーラムのスタッフは、問い合わせ先として hi@cursor.com を案内しています。公式ヘルプの支払いのページも、Cursorにサインインした状態でサポートへ連絡するよう案内しています。
送る内容は、コピーしたリクエストID、初めて使うのかどうか、これまでに作ったアカウントの数、使っているOSの4つです。誤判定だと伝えたいなら、心当たりがない理由を短く添えると状況が伝わりやすくなります。
ただし、メールの返事が自動応答で「Proにしてください」とだけ返ってきたという声もあります。返事を待つあいだに作業を止めたくない場合は、次の選択肢もあわせて考えてください。
すぐ使いたいときの選択肢
有料プランに切り替える
スタッフは2026年7月に、この制限をすぐに外せる方法はProへの切り替えだと説明していました。ただし今はProを新しく選べず、新しいプラン(PlusやPremium)でも同じように外れるかは公式に書かれていません。切り替える前に、サポートの返事で確かめておくと安心です。
新しい料金体系で選べるプランのうち、個人向けの下の3段階は次のとおりです(公式料金ヘルプ・2026年10月21日時点・税別)。
| プラン | 月額 | Cursorで使えるもの |
|---|---|---|
| Free | 0ドル | Agent・Chat・Tab補完をCursorのモデル(GrokとComposer)で、回数制限つきで使える |
| Plus | 8ドル | Cursorのモデルを決まった設定で使える。Auto・クラウドエージェント・他社のモデルは使えない |
| Premium | 30ドル | Plusの4倍の利用枠。Auto・クラウドエージェントも使え、他社のモデルは定価で別料金 |
ClaudeやGPT、Geminiのような他社のモデルを使いたいなら、Premium以上が必要です。Cursor自身のモデルで足りるなら、Plusでも用は足ります。
数日待ってから試す
誤って2つ目のアカウントを作った人に対し、別のスタッフは「数日で外れるかもしれない」と答えています。ただし「I believe」(と思う)という言い方で、外れる期間や条件が公式に決まっているわけではありません。
急ぎでなければ、使うアカウントを1つに絞ったうえで数日置いてから試すのも一つの手です。待っても外れなければ、問い合わせか有料プランに進んでください。
別のツールを使う
作業を止めたくない場合は、ほかのAIコーディングツールを使う方法もあります。たとえばGitHub Copilotの料金ページによると、GitHub Copilotにも回数制限つきの無料プランがあります。
なお、ネット上にはPCの識別情報を書き換えて制限をすり抜けるツールも出回っています。不正利用対策を意図的にくぐり抜ける行為で、Cursorも案内していないため、当サイトでは勧めません。
まとめ
- この表示は使いすぎではなく、同じPCでほかの無料アカウントが使われたと判断されたときのPC単位の制限
- Proの7日間お試しは2026年1月に終わっており、表示の「free trial」は今の無料プランのこと
- 再インストールやログインし直しでは外れず、外せるのはサポートへの問い合わせ
- すぐ使いたいなら有料プランか別のツール。新プランで外れるかは事前にサポートへ確認する
まずはエラーが出た会話から「Copy Request ID」でIDをコピーし、作ったアカウントの数とあわせてサポートへ送ってください。




