CapCutでAI動画生成できない原因|地域・クレジット別の直し方

CapCutでAI動画生成ができないときは、①機能が見つからない ②ボタンが押せない・エラーが出る ③クレジットや無料回数が足りない ④生成はできたのに思いどおりにならない・書き出せない、の4つで原因が分かれます。PC版の「AIビデオメーカー」はまだテスト中で順次配信されているため、見つからないときはブラウザ版で試すのが公式ヘルプの案内です。

本記事では、スマホ版・PC版・ブラウザ版の違いを分けながら、症状ごとに公式ヘルプの手順を整理します(2026年9月26日時点で確認)。

CapCutでAI動画生成ができないときに最初に見分けること

まず、使っている版と、どの入口からAI動画を作ろうとしているかを確かめます。

CapCutとは?AI機能を内蔵した動画編集ツール

CapCutは、公式サイトが「誰でも使えるAIを活用した動画エディター」と名乗る動画編集ツールです。運営会社は公式プライバシーポリシーに「Bytedance Pte. Ltd.」と明記されています。AI動画については、公式の紹介ページが「Seedance 2.5を使用したAIビデオジェネレーター」と打ち出しています。

AI動画生成は入口が2つある

公式の解説ページ(2025年10月31日掲載)は、次の2つの入口を紹介しています。機械翻訳のページなので、実際の画面の項目名とは違う場合があります。

  • AIビデオメーカー:ホーム画面から開き、プロンプトや台本をもとに動画を丸ごと作る入口です。
  • AIビデオ:プロジェクト内の「メディア」>「AIメディア」から開き、テキストや画像から短い動画を作る入口です。

スマホ・PC・ブラウザ版で使える範囲が違う

CapCutには、スマホ版(CapCutモバイル)・PC版(CapCutデスクトップ)・ブラウザ版(CapCutオンライン)があり、AI機能の出方が版ごとに違います。ある版で見つからない機能が、別の版では使えることがあるため、以下は版を分けて説明します。

図解:CapCutでAI動画生成ができないときに最初に見分けること

「AIビデオメーカー」が見つからない・消えたとき

ボタンが見当たらないのは、故障ではなく機能がまだ配信されていないためかもしれません。

PC版はテスト中で順次配信されている

公式ヘルプ(2025年12月23日掲載)は、PC版のAIビデオメーカーについて次のように説明しています。

The AI Video Maker feature in CapCut Desktop is currently in a testing phase.(CapCutデスクトップのAIビデオメーカー機能は、現在テスト段階にあります)

同じヘルプによれば、この機能は少しずつ配信されているため、最新版に更新していても表示されない利用者がいます。対処として挙げられているのは、PC版を最新版に更新すること、ログアウトしてからログインし直すこと、ブラウザ版で試すことの3つです。

地域によってはまだ使えない

同じヘルプは、地域による違いにも触れています。

During the testing phase, the AI Video Maker may be available only in certain regions.(テスト期間中は、AIビデオメーカーが特定の地域でしか使えない場合があります)

対応する国・地域の一覧は公式に公開されていないため、日本で使えるかは本記事では断定しません。

スマホ版で表示が消えた場合はブラウザ版で試す

スマホ版では、使えていた機能が見えなくなったという相談もあります。Yahoo!知恵袋には2026年3月31日に「AIラボ内のAI動画メーカーを使用していましたが、本日capcutを開いたらAIラボ自体が消えていました。」という投稿があり、回答者は「onlineバージョンのAI動画メーカーは問題ございません」と答えています。

消えた理由について公式の説明は見つかっていません。スマホ版で見当たらないときは、ブラウザ版(CapCutオンライン)に同じアカウントでログインして確かめてください。

ボタンが押せない・エラーが出るとき

AI機能を開けてもボタンが反応しない場合は、地域・クレジット・Proの3つのどれかで止まっていることが多いです。

ブラウザ版はエラーメッセージで原因が3つに分かれる

公式ヘルプ(2026年3月26日更新)は、ブラウザ版で表示されるメッセージの例として次の3つを挙げています。日本語画面での表示は確認できていないため、英語版ヘルプの原文のまま載せます。

メッセージ 意味 次にやること
AI features are not available in your region. 住んでいる国・地域がAIサービスにまだ対応していない(現地の規制など) 利用者側の操作では直せないため、対応地域になるのを待つ
You need credits to use this feature. 使えるクレジットがない(サブスクの期限切れ、購入分の使い切りなど) 残高を確認し、クレジットを購入するかProに加入する
This feature requires Pro membership. クレジットがあってもProが必要なAIツールを使おうとしている Proの契約状態を確認する

クレジットとProの状態は、ブラウザ版のプロフィールから「Credits」を開くと確認できます。いちばん詳しいエラーを出すのはブラウザ版だと同じヘルプは説明しています。

PC版で何も起きない・グレーアウトする場合

PC版はメッセージを出さずに失敗することがあります。同じヘルプは、押しても何も起きない・灰色で押せないときの原因を3つ挙げています。

  • インターネット接続がない:AI機能はオンラインでの確認が必要です。
  • クレジットが足りない:Proでもクレジットを使うAIツールがあります。
  • 地域制限:IPアドレスの位置から判定され、対象外ならAI機能が無効になります。

まず正しいアカウントでログインしているかを確かめ、ブラウザ版で同じ機能を試します。ブラウザ版なら動く場合は、PC版を最新版に更新してください。

ブラウザはChrome・Edge・Safariの最新版を使う

同じヘルプによれば、ブラウザ版のAI機能はChrome・Edge・Safariの最新版が前提で、古いブラウザやFirefoxでは動かない場合があります。

クレジットや無料回数が足りないとき

AI動画生成は、クレジットや無料の利用回数の範囲で使う仕組みです。

生成の前に必要なクレジット数が表示される

公式ヘルプ(2026年3月25日更新)によれば、1クレジットは0.01米ドル相当です。クレジットの使い方のヘルプによれば、ブラウザ版は実行の前に必要なクレジット数と残高を表示し、PC版は「This will use X credits. Continue?」のような確認画面を出します。

AI動画1本あたりに何クレジット使うかは、公式ヘルプに数字がありません。作り直す(再生成する)たびにクレジットを使うため、納得いくまで作り直すと早く減ります。生成の前に表示される数字で確かめてください。

クレジットは3種類で使われる順番が決まっている

クレジットの種類のヘルプ(2026年3月25日更新)によれば、クレジットは契約で付くサブスク分、キャンペーンでもらえる分、購入した分の3種類です。使われる順番はサブスク分→キャンペーン分→購入分で固定されています。

料金改定のヘルプ(2026年4月8日更新)は、新しいProプランでAIクレジットが550から1200に増えたとしています。種類ごとの内訳や有効期限まで見られるのはブラウザ版だけと残高確認のヘルプにあるので、残高の確認はブラウザ版で行ってください。

無料の回数は機能ごとに違い、無料体験が終わると有料になる

クレジットとは別に、無料で試せる回数の上限もあります。公式ヘルプ(2026年4月7日更新)によれば、無料の回数は機能ごとに違い、10回使える機能もあれば2〜3回の機能もあります。これはベータ期間の設計だと説明されています。

無料回数を使い切った後のヘルプは、使い切った後の選択肢としてProへの加入、今後の更新を待つ、無料の機能で編集を続けるの3つを示しています。また、有料化についてのヘルプは、以前無料だった機能が有料になったのは期間限定の無料体験が終わり、Proの機能に移ったためと説明しています。このヘルプはAI動画を名指ししていないため、AI動画生成が有料になったとは断定できません。

生成できたのに思いどおりにならない・書き出せないとき

動画はできたものの、中身や保存で止まる場合です。

台本の場面の順番がバラバラになる

公式ヘルプ(2026年1月6日掲載)は、AIへの指示があいまいだと、生成された台本の場面やセリフの順番がバラバラになると説明しています。対処は次の3つです。

  • 順番の言葉を入れる:「最初に…次に…最後に…」のように、段階を追った指示に書き直します。
  • 手で並べ替える:生成後に場面をドラッグして順番を入れ替えます。
  • 再生成する:PC版では、指示を直してから「Regenerate」で作り直します。

ブラウザ版の入口は「Create with AI」→「AI video maker」です。

ナレーションや字幕を日本語にしたい

公式ヘルプ(2025年12月31日掲載)によれば、AIビデオメーカーの対応言語には日本語が含まれます。画面は英語が既定で、言語を切り替えられるのはブラウザ版だけです。右上のプロフィール画像から「English」を押し、日本語を選びます。

Pro機能が入っていると書き出せない

公式ヘルプによれば、プロジェクトにPro機能やPro素材が1つでも入っていると、書き出しにProの契約が必要になります。無料で書き出すには、Proのアイコンが付いた要素を削除するか、無料のものに置き換えます。

関連記事:CapCutで背景削除できない原因|上限・Pro・クロマキー別の直し方

Proに加入しているのに使えない

公式ヘルプ(2026年4月2日更新)は、支払い済みなのにPro機能が使えない原因として、アカウントの取り違え、支払い処理の遅れ、地域制限を挙げています。購入に使ったアカウントでログインし直してください。PC版は、購入後2〜5分待ってから確かめます。

書き出しがエラーコードで止まる

AI動画の生成は済んだのに、書き出しが数字のエラーコードで止まる場合は、AI機能ではなく書き出し側の問題です。

関連記事:CapCutのエラーコード一覧|4114・22113の直し方

それでも生成できないときの代替手段

直らないときは、版を入れ替えて切り分けます。

PC版とブラウザ版を入れ替えて試す

公式ヘルプは、PC版で動かないときにブラウザ版で同じ機能を試すよう繰り返し案内しています。ブラウザ版で動けば原因はPC版の配信状況か版の古さ、ブラウザ版でも同じメッセージが出れば地域・クレジット・Proのどれかです。解決しないときは、画面の写真を添えてヘルプセンターへ問い合わせてください。

症状別の早見表

症状 まず疑う原因 対処
PC版にAIビデオメーカーがない テスト中の順次配信・地域 更新・再ログイン後、ブラウザ版で試す
スマホ版で表示が消えた 公式の説明なし ブラウザ版で同じアカウントを使う
ボタンが押せない(PC版) 接続・クレジット・地域 ブラウザ版でエラーメッセージを見る
すぐクレジットが尽きる 再生成のたびに消費 生成前の表示で必要数を確かめる
台本の順番が乱れる 指示があいまい 順番の言葉を入れて再生成・手で並べ替え
書き出しでProを求められる Proアイコン付きの要素 削除するか無料のものに置き換える

まとめ

CapCutでAI動画生成ができないときは、症状を4つに分けると原因が絞れます。

  • 見つからない:PC版はテスト中なのでブラウザ版で試す
  • エラーが出る:ブラウザ版のメッセージで地域・クレジット・Proを見分ける
  • 足りない:生成前に表示されるクレジット数と無料回数を確かめる
  • 思いどおりにならない:台本は順番の言葉で指示し、書き出しはPro要素を外す

まずはブラウザ版に同じアカウントでログインし、AIビデオメーカーを開けるか、プロフィールの「Credits」に残高があるかを確かめてください。

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